オリヴァー・ストーン監督でケビン・コスナーさん主演の映画「JFK」。
劇場で上映されていたあの頃、ケネディー大統領の暗殺に係る本を結構読み漁りました。
落合信彦さんの「2039年の真実」も有名ですが、あと29年後、なにが明らかになるのでしょうか?
ところで、落合信彦さんの著書といえば、ちょっと前まではそれこそ「ケネディ暗殺」や「イスラエルのモサド」、「ゴルバチョフ大統領当時のソ連のグラスノスチについて」など、「ゴルゴ13」の世界の題材を取り扱われることが多かったように思うのですが、最近はいわゆる「啓発本」を書かれる事が多くなっているようです。
この本の新聞広告のコピーは「笑えないジョークの国 ニッポンを笑え」。
そして紹介文にもに本の総理大臣を痛烈に風刺するジョーク・・・。
単純に面白そうなので購入したら、なんとこの本、覚えておきたいフレーズが山積みです。
記録し甲斐のある本。
■フレーズ34 落合信彦さん「無知との遭遇」より
筆者は、
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ポツダム宣言に対する鈴木貫太郎首相の「取りあえず黙ってやり過ごす」という曖昧なニュアンスを含んだ「黙殺」という言葉が、「ignore」と反発の意思が含まれた言葉に訳されたがゆえに原爆投下につながった。
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という例に続けて・・・。
(「黙殺」という)言葉が英語にされた後に
それがどういう単語になるかという
想像力がなさすぎる
(角川ONEテーマ21 p81)
筆者が“universal language”と評する「英語」を使ったコミュニケーション能力が、日本人には圧倒的に不足しているということが再三再四指摘されます。
通訳は言葉を機械的に翻訳するのが仕事で行間を理解して翻訳してくれるわけではありません。「曖昧さ」が伝わらない可能性を踏まえて、英文にしてもしっかりと意図が伝わる日本語表現を心がける必要があるということを記憶しておくべきだと思いました。
興味深い本です。
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無知との遭遇 (小学館101新書)