『私が何をしたんだぁっっっ』(ノ-_-)ノ~┻━┻
と、暴れたい衝動をこらえながら、耐えた❗
(さすが、温厚な私
)気力も無く、学校を出て、待ち合わせの場所へ行く…
車が一台停まっており、中には若い男の人が二人
一人は昨日の刑事さん…もう一人男の人を増やしたのね…
はぁ～～～～～
ため息しか出ません車に乗り込むと途端に吐き気が
狭い空間が苦手になった少女…
またあの場所へ向かう…
どこに連れて行かれるのかわからない恐怖に震えてた…あの道を辿る
声をかけられた場所の写真を撮り、現場の写真を撮り、距離を測り、逃げ出した場所は再現までして写真を撮った
ここでつかまえられて…刑事さんが後ろから再現しようとした時に怖くてしゃがみこんだ
『ごめんね、写真撮らないといかんから』
と言われても体が言う事をきかないのだ
自然と涙が出て止まらなくなる…
もう一人の刑事さんは淡々と仕事をこなしていた
この人にとっては馴れた作業なのか…
わざと感情を出さないのか…それはわからない
近寄って来ず、記録してるだけの刑事さんがありがたかった
長い長い時間、これっきりだ❗❗と思うからこそ出来た事…
こんな思いをするのは私だけでいい❗❗
本当に…
次の日からは、近所の人からの視線、噂話とも闘わないといけなかった
いつもは挨拶して、立ち話するおばちゃんも…避けるように居なくなる
学校に行けば、女子の冷たい視線、男子の好奇の視線…
無視から始まり…いじめは続く…
あまりに酷い内容につき割愛させて頂きます❤
学校にも、家にも居場所を無くした少女
呼び出しを受ける➡犯される➡噂が広まる➡女子からのいじめが酷くなる
負の連鎖…
女子ってめんどくさい生き物┐(´∀｀)┌
好きな男の子を私が誘惑した❗
ってさ
少女が悪い…と、なりました
被害者は私ですけど
あなたの大好きな人は最低の人間ですけど
もうね、相手にしたくなかった
敵ばかりのこの場所で…
嵐が過ぎるのを待ちながら…
体育倉庫、駅のトイレ、部室、小屋、誰かの部屋…
あらゆる場所で少女の心は殺された
人は自分の運命を選んで生まれて来ると言う
少女が望んだのだろうか…
人とかかわる事をやめた…
人を信じる事をやめた…
誰かに犯されても、心はそこに無いから…
幽体離脱みたいな状態？
冷静に見つめている自分がいた…
自分は人形…自分は人形…
心を持たない人形…
だから傷つく事も無い…
あの事件後、日記をつけ始めた
いつ、どこで、誰に、何をされたか…
自分が死んだ後の、せめてもの復讐のつもりでねっ
ノートの中で、空想の中で、何度も相手を殺した…
何度も…何度も…
人を憎み、怨み、殺す…
知識の無い少女に出来る事はこれくらいだった
もう…イイデスカ？
生きる事をアキラメテモ…
どんなに泣いても、叫んでも、誰にも届かない…
いつからだろう…
タバコを吸い始めたのは…
いつからだろう…
薬を飲み始めたのは…
いつからだろう…
死を意識し始めたのは…
つづく