生活保護受給者が激増している。


ちょっと前なら、「生活保護を受ける」ことに多くの人が抵抗を持っていた。


でも今は、そうでもないらしい。


単純に、以前より厳しい生活を強いられている人が増えているだけではないと思う。


就職難とか、失業率UPとか、時世がそうさせていることもあると思うけれど、


日本人のプライド?や自立心が大きく変わってきたような気がする。




私自身は、本当に必要なら生活保護を受ける権利は誰にでもあるのだから


受けて当然だと思うし、生活保護を受けているからといって、蔑視される必要もないと思う。




だからある意味、権利を要求する人が増えたことは


喜ばしいことなのかもしれないけれど、


なんか今の流れは、これとはちょっと違うような気がしてならない。




働きたい、でも働けない。そんな人は大勢いる。


こんな状況を作ったのは国のせいだ、だから生活保護を受けて何が悪い、


というのもわかる気がする。


でも、一度、生活保護を受けてしまうと、「楽して得取る」ことを体感してしまうから、


そこから抜け出すことは難しい。


というか、その資格を手放したくなくなるはずだ。


そんな思いを静止してくれるのは、己の「プライド」しかない。


昔の人は「人様の世話になりたくない」「人様に迷惑をかけずに生きたい」と


たびたび口にするけれど、こうしたプライドが、


自立して生きることを選ばせていたのではないだろうか。




このままいくと(もうすでにいってますかね)


本当に必要な人が生活保護を受けられなくなる時代がやってくる。


抵抗感を必死に振り払い、せっぱつまって役所に訪れたときには「受理できません」


なんて言われた日には……。




ああ、やっぱりこの国の未来はまっ暗だ。