「FOMO(Fear of Missing Out)」と呼ばれるこの現象は、FacebookやTwitterなどのSNSを常に確認しないと不安になる心理状態のこと。ソーシャルメディアの普及とともに台頭してきた社交不安障害のひとつ。。。だそうです。

http://www.lifehacker.jp/2012/08/120820jomo.html

FOMOなんて学術的な用語も出始めてるんですね?おそらくにしてこの現代、スマホ市場にはいろんな人が当てはまるのではないかという兆候だと思います。


準えて、そこまで論理だったことを書くつもりは無いけれど、なにかと「つながり疲れ」は皆が感じているんだと思うんです。
知らされすぎるというか、LINEのアップデートもそうだけど、そこにまで「なう」だとか近況を共有する必要性は個人として感じない。そこまでにして切迫した人との繋がりを求めてはいないし、互いに知らされる情報のみで、あたかも関係を保持しているような錯覚に陥るのも、街ですれ違う以上に希薄な関係とも考えています。


SNSは利便性の向上には間違いなく寄与している。ただ、携帯電話の普及もそうだったけど、人ひとりの本来持ち得る境界を壊してしまう様な、漠然とした不安も同時に感じるんです。
懐古的に「昔は好きな人の家に電話をかけて、まずは親父さんの関門を突破しなくてはね?」なんてことは、僕らの世代には必ず挙げられるたとえ話になるのだろうけれど、今一度門を叩き、玄関で靴を脱ぐ所作を考え直してみるべきではないのかなと感じてます。日本人らしくね。

・・・なんて書いてしまうのはやっぱじじーなんですかね?
対応出来ないことではけしてないけれど、それゆえに失ってしまうものの方が多く見えてしまうのは、年齢あってのことなのかな~。。。

必要性を感じた時に、つながりを形成する。
そのタイミングまでは、これ以上アカウントばかりをつなげることに本意を置かず、ちゃんと会いにいくことを大切にしていきたいと思ってます。

人だもの。