まだWBCの余韻が残ってます。。。ん~、経緯が経緯で、かなり劇的な物語が日本代表チームには積み重なったし、紆余曲折を経てのこのチームは、ものすごい愛着のわくチームだったな。。。ホント言うようにメジャーをこのチームで挑戦して欲しいくらい。。。
それに呼応してか、イチローが人間が違うとも思えるくらいに飾らない表情をマスコミの前にさらけだしてたね。一喜一憂というより、ほんと無垢な。。。むしろ、元々あぁいった人柄なんだと思えるね。
同時に、ヒトが象る他人の印象ほど恐ろしいものはないんだろうなとも感じた。NAKATAの場合同様に、彼ら程の社会的価値が共存するイチ人間がこれまで貫いてきた「マスコミ」に対する頑なまでのフィルタは、それがいかに強大で、自分本位で、イチ人間にはハンドルがあまりに難しいという証。
個々が持ちえてきた印象を正反対に変えるまでの社会風習、慣習がそこにはあるんだろうなと。
多分、今回イチロー個人としてそのフィルタを設ける必要なかったのは、自身の志、このステージとバックアップ、なにより集ったこの仲間のおかげだったんだろうなって思うと、すごい胸が熱くなる。自分ではなく、チームのため、そして応援してくれる皆のため。団体競技たる価値はやっぱりそこにあるんだろうな。。。って重ねて思いました。
国を出て成功を収め、誰に頼るべくもなく、一人結果を残すことで外界にもその価値を知らしめてきたイチロー。WBCのチームを通じ、また原点たる野球を思い出したかのように、今度は自分のためではなく、皆で一生懸命、ひとつの目的に邁進する楽しさ。。。その一瞬に舞い戻れたこと、それがあの感情の爆発、そして結果としてあんな笑顔を呼び戻してくれたものと思います。
あぁ~~~~しばらくはこのネタで掻き立てられそうデス。