スポーツドクターである辻秀一氏が、楽器演奏をする人に向けて書いた本です。
「なぜスポーツドクターが音楽の本を?」
と疑問に思いましたが、
心 → パフォーマンス → 結果
この構造がスポーツと楽器演奏で共通しています。
良い演奏をするには「心を良い状態にする」必要があり、
そのためのヒントがこの本にちりばめられています。
中でも印象的だったのは、
「フォワードの法則」
人に与えるだけでエネルギーが高まり、良い心の状態になるというものです。
これには3つの要素があります。
「リスペクトの心」
「応援する心」
「感謝する心」
高橋尚子さん、やタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダンなどが
この心を持ち合わせていると紹介されており、
説得力があるものでした。
楽器演奏やスポーツだけでなく、
仕事などほかの分野にも活かせる内容なので
この3つを普段から意識していこうと思います。