昨日、埼玉県越谷市のギャラリーKにて、本多裕樹さんの個展にお邪魔して来ました。

知り合ってからもう十年以上経過している方で、精力的に絵を描いておられます。

展示では大小さまざまな作品でスペースを埋め尽くしていました。

今回、本多さんのホロスコープを見ながら、作風について記述したいと思います。

本多さんは太陽射手座のお生まれです。

パッと見た大きな印象は、アスペクトの多さです。

オーブを広く取ると、15個以上の角度をお持ちです。

その中でも私が着目したのは、太陽、水星、アセンダントの射手座コンジャクションです。

しかも水星はアウトオブバウンズという個性のお持ちです。

本多さんは独特の知性の持ち主です。

いろいろな書物を読み、考え、文に書き、そして創作する方だと思います。

太陽と水星は28度以上離れることが無いので0度はよくあるケースですが、それらにアセンダントが絡むのは珍しいです。

思慮深い様子は、アウトオブバウンズの水星が効いているのでしょう。

さらに太陽と水星は、それぞれ土星とセクスタイルの角度があります。

土星が吉のアスペクトを取ると苦労した分だけ、その後の糧につながるはずです。

さらに、月と冥王星がトラインでした。

で、作風につながるキーは、太陽と水星が「12ハウス」にあることです。

目に見えない世界、まさしく本多さんの描く世界です。

心の奥深くの無意識は、言葉を司る意識を超えています。

言語化できないその世界を、実際に体感すること、、、



本多裕樹展
東方浄土之図 来たり

ギャラリーK
7月13日まで
日曜休廊