部屋に一人、コーヒーを飲みながらタイプします。
さて、何を書こうか、少し途方に暮れます。
平均律が当たり前のこの国の中で、純正の和音を求めるのは大変です。
例え、知識の理解があっても実際の音程を取るのは難しいでしょう。
動画サイトで純正律と平均律の五度の聴き比べをしてみました。
個人的に平均律の音程の方がきき覚えのあるものでした。
思えば、幼稚園のピアノからサイレンなど、平均律以外の和音を聞く機会がほぼ無い日常です。
大人になってから音感を付けようとして、楽器で音を出しながらドレミで歌う訓練は、果たして効果はあるのでしょうか?
平均律の音程はオクターブ以外どれも純正では無く、音高の関係はバラバラだと思います。
110Hz, A
123Hz, B
と、言うように周波数に固有の名をつけてラベリングする作業です。
12種類のオクターブ違いだから単純だろう?という意見も多いと予想します。
大人になってからの平均律のラベリングは、まるで外国語のリスニングのように困難だと個人的に感じます。
さらに、日本国内は平均律とメトロノームに依存している、と考えています。
海外では純正のハーモニーで音程を取ったり、リズムもタイム感だけでなく、ビートにもこだわると思います。
果たして平均律だけで、本当に音が楽しめるのでしょうか?