お盆も近いので
「人の死」について考えてみた
まりいの兄ちゃんは
生まれた時から身体が弱くて
2020年までは
生きられると言われていたのに
普通に風邪をひいて
喉に嘔吐物を詰まらせて即死した
結局、2020年までは
生きることが出来なかった
ちいおばは
発見された時は末期と言われる癌だったが
生きたい気持ちが強く
出来る限りの高額治療をうけ
(医者によると、効果はなかったとか)
楽しいことを見つけ
常に前向きだった
5年生きることが出来たら奇跡
と言わている病気で
4年半以上がんばった
前の会長の死後
すぐに病室へ向かった
お通夜の時
会長は自分が死んだことに
気付いていない気がした
葬儀の途中で
遺影がパラパラパラっと動いた時
初めて自分の状況に気付いたのかも
後日、まりいの夢の中で会長は
「急に亡くなったから、
これからお世話になったの人に挨拶に行く」
と言われた
夢の中の会長は、
鏡に写った様に全てが左右逆だった
今でも、会長の胸像と時々会話している
一緒に、
アーティストさんを追いかけていた
小さかったお友達
あんなに元気だったのに…
みんなに会えると
楽しみにしていたのに
事故に巻き込まれたお友達
少し時間が経って
まりいの夢の中で彼女が言ったのは
「みんなが自分のことを忘れかけている」
そんなことはない
バスでお墓の前を通る度に
心の中で手を合わせているよ
毎朝、ここにあげた人達を含め
10人以上の人を想い手を合わせているよ
それぞれ、自分のことで精一杯でも
毎日、亡くなった人を想うのが難しくても
日本のお盆という習慣が
自然と思い出させてくれる