毎月第二金曜日AM10時はピアノ🎹レッスン日。

 

木曜日は明日に向けて頑張ってピアノに向かう。1時間近く練習する。

 

試験の一夜漬けみたいなもの。

 

いくら覚えたつもりでも、二、三日したらごわさんになるから。

前日ならまだ記憶が半分は残っていると勝手にふんでいる。

 

    

 

 その日は難易度の高い順に弾いて指導してもらった。

 

 ショパンのノクターン遺作20番から。B4たった3枚に苦戦する。

 

 時々、順番を替えたりする。頭の刺激とはじめが苦しかったら後は

 おまけのような感じになるような????

 

 

 昨日の今日だから24時間しか経ってない。かなり記憶が蘇る。

 

 「どうされたんですか? 期待以上によくできてますよ」

 

 「やったー!」明日も明後日もショパンを弾こうと、やる気が起きた。

 

 川島先生は12月に芸大の恩師と仲間で東京で毎年コンサートを開かれる。

 今年はラフマニノフのピアノ曲を2台のピアノで弾かれるという。

 

 芸大の先輩である10歳年上のY先生と広島と東京をお互いに行き来して

 音合わせをされるようだ。

 

 

 序奏 ワルツ ロマンス タランテラン 

 

 DVDを聞かせてもらった。ど迫力だった。ふたりの息がひとつになって。

 

 お二人の練習風景をDVDにして、私のパソコンにインストール。

 

 序奏からの迫力に「オオオオッ、」こういうものを見せつけられたら、

 ピアノから離れられません。

 

 B4の用紙で100頁をある楽譜を暗記される毎日だそうな。

 たった3枚のノクターンの楽譜に引きずり回されている身からすると、

 川島先生は天才に思える。たぶん天才だ。

 

 血液型がB型で一緒という親近感を勝手に持って、ピアノ以外のことばかり

 しゃべることもある。

 

 ピアノを習っているから否が応でも2階へ手すりにしがみついて上がる。

 

 指が固まって動かない人を知っているから、私は上達は二の次で楽しくリハビリ

 している。指だけに限らず、動くことの大切さは足にしても然りである。

 

  当たり前が当たり前で無くなるーーーそんな追い詰められる恐怖心を抱きつつ

  八十路の坂の前に立ち、まず一歩いや半歩足を前に出してみる。

 

   

 

 天才と言われた方々で長生きされた人は少ない。

 

 ショパン39歳 モーツアルト35歳 メンデルスゾーン35歳

 

 ドストエフスキー50歳 

 

  私は今年80歳ーーあぁぁ。ショパンの倍生きとる。感謝しかない。
  あと10年は、ヨロヨロしながら生きたいと、流しのリフォーム

  頼んだばかり。

 

  キッチンが生まれ変われば、包丁もってコトコト料理の楽しみも

  生まれるかもと、遅すぎるリフォームに呆れている、人も我も。