先日Yahooオークションで落札した真空管が到着しました。
整流管5R4GYです。
5R4GY型の中でも「CV-717」と呼ばれているタイプです。
VALVE ELECTRONICと書いてありますが、構造からしてSTC製で間違いありません。
この整流管は内部構造が他の物と違い非常に特徴があります。
まずフィラメントが釣竿状の物で吊られているのは、他の上物管でもある構造ですが、この釣竿状の物が上部のマイカより下に設置されております。
吊られているフィラメントが綺麗です。
先日手に入れたシルバニアの整流管もフィラメントを釣竿で吊っていましたが、釣竿は上部マイカを固定しているパーツに取り付けていましたが、今回のは釣竿専用の棒が上部マイカに付いています。
バネなどでテンションをかけている物と違って、ゆとりが出てしまった場合に振動で異音が発生するので、私はトラウマ的に嫌う構造ですが、今回は人気ある整流管と言う事で、特別にOKです。
また、プレートの向き合う方向ですが、多くの整流管が合わせ面を内向きにしているのに対して、この整流管は外向きにして、フラットな面が内側に来ております。
図で説明するとこんなかんじ・・・
多くの整流管⇒(}{)
今回の整流管⇒({})
この整流管CV-717ですが、STC4274Bと同じです。
現在STCの4274Bはかなり人気で、今後も高値になっていく可能性が高そうです。
STCはイギリス版のWEとも呼ばれています。
WEの274Bが高価過ぎてとても手がでませんし、質もかなり良い線まで行っているということですので、今回は勢いで買ってみた次第です。
形は300Bと並んでも似合っていて美しい体型です。
ちなみに送料入れて1万円を少しはみ出た位です。
確認程度のほぼ新品物です。良い買い物でした。
さーて早速聴いてみましょう。
ズバリ感想。
素晴らしい!!!素晴らし過ぎる!!
感動しました。
電源の確保である整流管1つで、ここまで音が変わるのかとビックリでした。
聴いた瞬間から違いが分かりました。
先日手に入れたシルバニアの5U4Gも、エレハモの5U4GBに比べたら良かったと感じていたのですが、これは違います!!
皆が欲しがっている理由も分かります。
1万円で買えるなら安いです。
今までは整流管1つに1万円なんて「ありえない」と言っていましたが、
やはり物の価値というのは欲しがる人があっての値段であることが、今回よ~~く分かりました。
良い物は欲しがる人が多いから「高価」になるんですね。
当たり前の事でしたが、今更気づきましたね。
音の違いを文章で表すのは毎回難しいのですが、
まず今回の違いで感動したことの1つを説明してみましょう。
チェロが好きで今は無き天才チェロリストの「デュプレ」のCDを聴くのですが、
今から40年~50年も前の録音ですから、違和感というか、マイクの位置というか、
なんだか「リアルさ」に欠ける訳です。
最近の録音CDは目の前で演奏しているような錯覚もあったりするのですが、
この古い録音ではまるで、スピーカーの前に板を1枚置いてあるような「こもり」があります。
今までしょうがないと思って聴いていたのですが、
今回の整流管交換によって、リアルになったのです!!!
これにはビックリ。
今までの「こもり」はなんだったんだぁ!?って感じでした。
クリアになったんですよ。
古い録音まで改善してしまうパワー。恐ろしや・・・。
当然、他のCDも素晴らしい音に改善され、
今日は今までのCDを聴きなおす日になりました。
やはり、良いモノは「良い」!!!













