レールの上にのっている多くの人類は
そのレールを作った人たちのことを
あまり、知らない。
知ることができない。
学校でならった
『グローバリズムな世界』『ボーダーレス社会』
その漠然とした曖昧な価値観を
学校やメディアから自然と学んできました。
刷り込まれたともいいます。
しかし世界は
『グローバリストVS反グローバリスト』
という闘いが繰り広げられていると
いいます。
この
グローバリストという視点から
世界を見てみると
その構図の裏側とは、、、
そもそも
●グローバリズムとは
『地球全体をひとつの共同体とみなして、世界の一体化(グローバリゼーション)を進める思想。
多国籍企業が国境をこえて、地球規模で経済活動を展開する行為。
自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想』
(Wikipediaより)
・1990年代のソ連崩壊により
世界は一気にグローバル化が進みました。
●グローバリズムの特徴
①多国籍企業
・グローバル企業と呼ばれる、世界・国境をまたいだ大規模な企業活動。いわゆる、大手と呼ばれる会社すべて。
⬆️これら大企業を阻害しないために貿易ルール、関税撤廃などのルールを敷く。
②国境の希薄化、移民
・欧州共同体としてのEU発足。
人の移動が自由になり国境が希薄。
⬆️
増加した移民(EUのイスラム移民)が問題になる
③格差の拡大、富の偏り
・持つものはさらに富み、もたざるものは貧しく。
・世界規模で格差拡大。
⬆️
アメリカにおいて1980~2010年の30年で低所得者9割はほとんど変わらず、富裕層は数倍以上。
ざっくり言うと
これがグローバリズムですが
このグローバリズムが起こす
世界各地での現象に反発・反対する動きが
反グローバリズムです。
この動きの背景には
3つの要因があります。
●反グローバリズムの背景
①移民との衝突
・移民流入で仕事を奪われるかもしれないという、庶民の不安。
2008年のリーマンショック以後は失業率の上昇によって、移民に仕事を奪われているという不満が反移民運動へと繋がる。
・文化の違い、多文化共生の拒否。
イスラム、キリスト教徒の生活習慣の違いと衝突。EU・エリート層が掲げる共生の失敗。
2016年、ドイツメルケル首相は『多文化共生は完全に失敗』と発言。
・ナショナリズムの回帰
自国を誇りにする、国民意識や国家主義への回帰が高まる。
②上がらない労働所得への不満
アメリカやEU諸国は主に所得に変化がない。
・貧困への競争
多国籍企業は人件費の安い国で生産し、輸出して販売➡️先進国は人件費の安い発展途上国との競争が発生する➡️人件費を下げる競争(貧困への競争)
・格差拡大に対する不満
富裕層の所得が大幅に増加
・過激な自由競争への反対
自由競争を是正し格差を縮小しようとする動きが出てくる
③エリート層への不信と反知性主義
・反知性主義とは➡️世の中のエリート(知性)と権力が結び付くのを監視・批判する思想。
(⚠️知性自体を否定する考え方ではない)
・長期停滞への懐疑
金融エリートが作った商品(サブプライムローンなど)への疑いと不満がつのる。
・EUという体制への不満
移民を大量に招き入れる➡️競争相手を招く➡️
イギリスのBrexit(British exit、ブレグジット、EU離脱)
・多文化共生の幻想
エリート層によって、コスト抑制のために移民を受け入れ、ツケを庶民に押しつける。
以上のような背景をもつ
反グローバリズムですが
その反グローバリズムの思想は
大きく分けて5つあります。
●反グローバリズムの思想
①左右対立ではなく、上下対立
・リベラルか保守かという、左右ではなく
上下対立。
エリート層・多国籍企業・グローバリズム政府
↕️
反グローバリズム
②反緊縮と積極財政を支持
・新自由主義(ネオリベラリズム)(※政府の市場や個人への干渉は最小限にする思想)
や小さな政府・緊縮財政に、反対する➡️大きな政府・積極的な財政を支持する
③野放図な資本主義の修正
・資本主義を放置すると格差が拡大し続けることへの、修正をとなえる。
④ナショナリズムへの回帰
グローバル(地球)ではなく、ナショナル(国家)思想。
⑤積極的自由や人権の尊重
グローバリズム「~からの自由➡️消極的自由」
「~への自由➡️積極的自由」を疎外する
例えば「人が幸福を追求することへの自由」は
所得の向上を阻むグローバリズムに疎外されている。
積極的自由や人権思想を尊重する
その一方で
反グローバリズムにも
問題点はあります。
①一歩間違えると排外主義
EUなどの移民反対が時に攻撃的・敵対的になる。
②ナショナリズムの高揚
行き過ぎたナショナリズムは毒(偏りすぎた考え)になる
③自国ファーストで地球規模の問題解決ができない
反グローバリズムは国際協調よりも自国を優先する
そのグローバリストたちの真の企みに
気がついた、気がついているリーダー・組織が
世界にはいます。
反グローバリズムの動きは世界各地で
起こっています。
🇺🇸アメリカ
・アメリカファーストを掲げ、真っ向から
グローバリズムを批判するドナルド・トランプ
・その思想はアメリカ合衆国を再び偉大な国にするMake America Great Againメイク・アメリカ・グレート・アゲイン➡️MAGA
🇷🇺ロシア
・そのトランプが反グローバリストとして宣言する10年以上前の2007年
ミュンヘン安全保障会議にてプーチン大統領
『アメリカの世界統一政府構想(ディープステート)に反対』
🇬🇧イギリス
・EU離脱、ブレグジットの流れ。
・自国独自の決定ができない、移民を拒否できないことに対するEUへの不満。
🇩🇪ドイツ
・反グローバリズムを掲げる政党
『ドイツのための選択肢(AfD)』の躍進。
🇫🇷フランス
・反EUを掲げ、不法移民の追放を主張する国民連合と、その党首マリーヌ・ル・ペンの存在。
🇮🇹イタリア
・反EU、雇用の安定化、反緊縮を掲げる政党・五ツ星運動や
反グローバリズム、反移民、地方分権を掲げる政党・レーガ(同盟)の存在。
・右派政党・イタリアの同胞(Fdl)の党首
ジョルジャ・メローニ首相
反LGBTQ、反EU、反移民を掲げ、
フランスの通貨発行券を痛烈に批判。
ただしメローニ首相はグローバリストとも反グローバリストとも言われ、賛否あります
🇯🇵日本
・反緊縮の動きはあるが、反グローバリズムはなし。
(以上、高橋聡氏ブログ『反グローバリズムとは?』より抜粋加筆)
日本においては
政権与党である自民党・公明党筆頭に
ほぼグローバリストです。
●グローバリストの真の企み
グローバリストは今や
世界の主要メディア📺📰📻を牛耳っています。
そしてトランプやプーチンを徹底的に悪とみなし叩く姿には、彼ら反グローバリズムが相当な脅威であることを逆に、証明しています。
グローバリスト、つまり所為ディープステートの最終目標は世界統一政府の樹立です。
手先である国連、WHO、WEF(ダボス会議)、メディアはSDGsや脱炭素、カーボンニュートラルを掲げ
人類のデジタル監視とデジタル管理体制の確立、ワクチンパスポートの強制を実現しようとしています。
一部の権力者たちが庶民を支配する世界です。
簡単に言うと
『政府に逆らうものは生存するな!』
です。
そのグローバリストの中枢人物である
クラウス・シュワブは世界にたくさんの
弟子がいます。
カナダのトルドー首相、ニュージーランドのアーダーン首相、イギリスのスナク首相、フランスのマクロン大統領、オーストラリアのモリソン首相たちは全て、クラウス・シュワブの弟子です。
シュワブが主催した
ヤンググローバルリーダーのメンバーたちです。
G20の首脳陣はグローバリストばかりです。
日本の岸田首相も、シュワブの信者です。
ワクチン接種を煽り
デジタル庁がマイナンバーを進め
AIを使った監視社会が構築され
全体主義的、共産主義社会を作ろうとしています。
世界統一政府とは
世界的共産主義の実現です。
その完成形が中国共産党です。
庶民は全て政府の監視・奴隷になります。
当然グローバリズムな日本において
学校の教科書には
この不都合な真実を載せることができません。
この世界の構図に
多くの人が気がつく
世の中にならなければいけないと
強く思います。