【傑作】登場人物の8割が薬中?!【トレインスポッティング】をざっくり紹介 | ざっくり映画紹K41

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ネタバレありで、ざっくりと映画の紹介をしています。
暇なときにぜひ映画を観てみてください。

1996年公開のイギリス映画Trainspottingを超ざっくり紹介していきます。(ネタバレ)

ダニー・ボイル監督作品
 

 

主人公レントン「彼はもちろん薬中。普通の人生にあこがれている。」

 

悪友のスパッド「彼ももちろん薬中でもいいやつで憎めない性格」

 

悪友のシック・ボーイ「彼ももちろん薬中、007オタク。」

 

悪友のベグビー「彼ももちろん薬t、、、ではなく喧嘩中毒」

 

悪友のトミー「彼はこのグループの中で一番まともで趣味のフットボールを愛している」

 

 

レントンは常にハイでいるようなジャンキーで、薬を買うお金が無くなれば窃盗をして小銭を稼ぐ。

そしてまた薬をキメる。

ひたすらこれを繰り返す生活を続けるどうしようもなないニート

 

そんな彼も「このままじゃいけない」と思っているのか、薬をやめるために自分を監禁したりと頑張りまが、薬の誘惑には勝てずにものの数十分で出てきます。

(ばりばりの薬中が自分を自分で監禁しても1日と持ちませんよね笑)

 

 

失敗した彼が次に思いついたのが「そうだ!彼女を作ればきっとやめられる!」でした。

 

そこでナイトクラブへと繰り出し、ナイトクラブで一目惚れをした【ダイアン】という女性と一晩を共にします。

(めっちゃ美人!!)

 

(レントン君もはしゃいでいました笑)

 

一晩を共にした後レントンが1階で朝食をとっていると、そこへ制服姿のダイアンが登場。

 

 

レントンは「未成年に手を出してしまった」という事実から逃げるためさらに薬を求めるようになります。

 

このころからレントン含め悪友たちがどんどん悪いほうへと転落していきます。

 

レントンはダイアンが原因で、スパッドは彼女との初夜でそれはもう大失敗をして、二人で薬を買うため窃盗をして捕まります。

幸いレントンは執行猶予、しかしスパッドは6ヶ月の実刑をくらってしまう。。。

(仲の良かった2人が。。。)

 

 

さらに、少し前レントンがトミー宅から盗んできたトミーと彼女のハメ撮りポルノが原因となりトミーが失恋。

これをきっかけに、トミーは薬物の世界に踏み入ってしまい、のちに薬物の過剰摂取で死亡。

 

(非常にリアルで見てるこっちも苦しくなります。。。)

 

 

不幸はまだ続きます。

 

シック・ボーイの子供であろう赤ちゃんが、ハイになっている間に亡くなってしまい、シック・ボーイもまた薬に以前よりのめりこみます。

 

 

喧嘩中毒のベグビーは宝石強盗がきっかけで指名手配犯に。。。

 

 

ここからレントンは地獄のリハビリ生活を送り、何とか薬からは抜け出せて不動産会社に勤め始めます!!

 

 

これでやっと薬中だったレントンが真人間になれる、、、

と安堵したのもつかの間、指名手配中のベグビーがレントンのアパートに押し入って

そのまま居候として生活しだします。

(レントンほんとについてない、、、唯一ラッキーだったのはHIV検査で陰性だったことくらい)

 

 

そんな生活がつづき、しばらくたった頃にもうもう1人の居候が増えます。

それがシック・ボーイ

レントンはもうたまったものじゃありません笑

なんせ、レントン宅のテレビを勝手に売ってそのお金でフライドチキンを買ってしまう。

さらには、レントンの扱っている不動産にベグビー、シック・ボーイが忍び込み、客を襲う。

もちろん、レントンは会社をクビになりました。。。

(ここまで来て警察を呼ばないレントンは仏より仏だと思います笑)

 

それからはまた昔のように悪友たちとつるむようになります。

そこへ、麻薬を売買して一攫千金!という話が舞い込み、クスリの純度を確かめるために元ジャンキーのレントンは自らに打ち、過去と同じようにジャンキーへと戻ってしまいました。

 

レントンの働きのおかげでクスリが高純度だとわかり、4人はすぐにロンドンへと向かい無事、一攫千金を手にすることができました。

(ここからラストにかけてがこの映画の中で僕が一番好きなシーンです。)

 

大金を手にした4人は大喜びしますが、「誰かが裏切るのでは?」とみんな疑心暗鬼になります。

その日はパブで宴をして、ホテルに帰って眠ります。

 

しかし寝付けなかったレントンは1人静かに起き、靴を履き、水を飲み、そのままベグビーの持っている大金の入ったバッグを静かに盗みます。

(ここから流れ始めるUnderworldのBorn Slippyは最高にマッチしています)

 

そのまま静かに立ち去ろうとするのですが、スパッドは起きていてレントンに止めるよう目で訴えます。

 

しかしレントンはスパッドの目を見つめて「またな」と言わんばかりにジェスチャーをして、ホテルを後にします。

 

歩きながらレントンは仲間を裏切った言い訳、仲間もきっと裏切った。

そう自分に言い聞かせていきます。

しかし、仲の良かったスパッドだけは優しく、裏切らない。

レントンはスパッドだけに大金の一部を残しました。

 

映画のラストにレントンがこれからの人生について、今までクスリで失ってきたたくさんの日常から足を洗って、僕たちと同じ人生に期待を膨らませながら終わりです。

 

この作品は当時まだ今ほど有名ではなかった【ユアン・マクレガー】さん主演の映画です。

 

ユアン・マクレガーさんといえば

【スターウォーズ】のオビ=ワン・ケノービ役や

最近だと

ドクター・スリープ

プーと大人になった僕

などでも主演を務めている超一流の俳優さんですよね!

 

今回の【トレインスポッティング】はユアン・マクレガーさんの

出世作と言われている映画でした。

 

出世作とは思えないほどの魅力あふれる演技ももちろん、音楽も素晴らしいので大変おすすめできる作品です!

 

 

 

 

 

余談ですが作中で【Choose Life】という単語が出てきます

これは80年代の「アンチ・ドラッグ・キャンペーン」のタイトルらしいです。