題名:【鑑定士と顔のない依頼人】
原題:【La migliore offerta】
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
公開:2013年
主演:ジェフリー・ラッシュ
あらすじ
優秀な鑑定士のヴァージル・オールドマン。
彼は高齢だが今まで恋人も女性と触れ合った経験もない、潔癖症の男です。
そんな彼は芸術品主に絵画をこよなく愛しており、仲間のビリーと手を組んで自分の競売で出品されるレアものの絵画を手に入れている。
自宅の一室を改造して、その部屋の壁一面に今までコレクションしてきた絵画を飾っています。
オールドマンの趣味はその部屋の中央に置かれた椅子に座って絵画たちを眺めること。
いつものように芸術品の書類確認をオフィスでしている、オールドマンのもとに1本の電話がかかってきます。
電話の女、クレアは「両親が亡くなったから遺品を鑑定してほしい」
「父の遺言でオールドマンは信頼できる鑑定士だから査定を、お願いしたい」
と伝えられ、オールドマンは遺品のある屋敷に行くことにしました。
屋敷へ到着したオールドマンは門が閉まっており屋敷に入れず、クレアも現れません。
雨も降ってきてしまい、結局その日はオールドマンは帰ります。
次の日クレアから謝罪の電話がオールドマンにかかってきました。
40分も雨の中待たされ激怒しているオールドマンですが、最初の電話で自分がオールドマンの助手と名乗っており、それが2回目の電話の際、声でオールドマンがウソを言っていたことがバレてしまい、言い返せないオールドマンは彼女からの査定依頼をもう一度受けることにしました。
次の日オールドマンが屋敷を訪れると今度は門が開いており、オールドマンが敷地に入ろうとすると中から管理人の男が出てきます。
管理人はクレアの両親が1年前に亡くなったことなどを話しながら屋敷の中を案内していきます。
屋敷の中にはクモの巣や埃だらけの芸術品が乱雑に置かれていました。
管理人に案内され地下室に来たオールドマンは、そこで不自然に置かれたギアの付いた部品が気になり、持ち帰ります。
持ち帰った部品を修理屋のロバートのところへ持っていきます。
「なんでこんなガラクタを?」
とロバートに尋ねられるとオールドマンは
「この物体に興味をひかれたのではなく、矛盾に心惹かれた」
とギアについて不自然な点を説明していきます。
その次の日、大勢のスタッフを連れて屋敷を訪れました。
しかし、中に入ると昨日と配置や家具の状態が変化していることに気が付きます。
管理人に「ここにはだれか住んでいるのか?」
とオールドマンは尋ねるが管理人は、住んでいないというだけ。
屋敷の中で作業をしているとクレアから電話が入ります。
なかなか姿を現さず、言い訳ばかりするクレアにイライラするオールドマンはクレアと契約書のことなどについて少し怒り気味で話していると、オールドマンの後ろでスタッフがハシゴを落とし、それを注意する声がしました。
すると、クレアのほうでもその音が拾われます。
オールドマンは女がこの屋敷内のどこかにいると確信して電話越しの環境音が大きくなるほうへと歩いていきます。
たどり着いたのは2階の一室。
オールドマンがクレアにそのことを言及しようとすると一方的に電話を切られてしまい、クレアの正体は解かりませんでした。
不自然に思っているオールドマンが視線を落とすと昨日、部品を拾った場所と同じところに”2つ”新たに部品が落ちているのを発見します。
2つとも持ち帰り、ロバートのところに新たに部品が手に入ったことを知らせます。
特徴的な部品のつなぎ目を見せられたオールドマンは18世紀ごろのものだと鑑定します。
その夜、管理人を食事に誘って賄賂を渡してクレアのことを聞き出すオールドマン。
管理人曰く11年屋敷に勤めているが、クレアにはあったことがないらしい。
さらにクレアは「とても奇妙な病気」にかかっていることを話す。
別の日オールドマンが部品のことで何かわかったことがあるかロバートのもとを訪れると、どうやら部品の製作者がわかったらしい。
部品を作ったのは18世紀のオートマタ製作者、「ヴォーカンソン」のものであることがわかった。
ヴォーカンソンのオートマタは非常に完成度が高く、オールドマンも卒論でヴォーカンソンのことを書いたと熱が入ります。
なぜヴォーカンソンのオートマタ部品が屋敷に置かれていたのか?その謎をオールドマンは気になって屋敷に頻繁に行くようになります。
おわりに












