酔って娘に包丁を突きつけ家族が警察に通報。
駆けつけた警察官に父親は逮捕されたというニュースを見た。
警察は酔って日常的に暴力行為を繰り返していた可能性もあるとみて調べているそう。
ご家族の気持ちを想うと辛くなる。
きっと警察に通報するというのは苦渋の決断だったと思うし、日常的に暴力行為を繰り返していたのだとしたらホッとしたような、でも悲しいような...、私なんかが何も言えないけど、とにかくお辛いだろうと思う。
家族間の問題を警察に相談したり、ましてや通報するのってとても勇気のいる事だと思う。
それがうまく問題を解決する方向に進めばいいが、アルコールに関しての問題はどうだろう。
うまくいくかな...。
勇気をもって警察を呼んでも、問題の解決につながらない事も多いと思うし。
実際、私は母のアルコールの事で警察を呼んだけど、解決には至らなかった。
結局警察が本当の意味で動くのは、今回のニュースの様に殺されるかもしれないって所までいく時や、自分を傷つけて死んでしまうかもといった時。
それはもう事件は起きた時で、手遅れになる紙一重だと思う。
もっと早い段階で家族を救う手段がないのかと思ってしまう。
改めて思う。
この国はいつお酒に対する考えが変わるのか?と。
人を変える物質を売っている。安く、手軽に、しかも24時間。
ストレス発散に必要で、仕事の関係にも必要で、コミュニケーションをとる為にも必要で、お酒が必要な理由がいくらでも存在して...。
お酒が飲めない人間はつまらないとか、お酒が飲めない人生なんて損だとか、そんな文化?習慣?考え?捨てればいい。無くなればいい。
自分はお酒をコントロール出来てるから大丈夫。根拠のない自信。
ならその根拠があるうちにやめてみなさいよ。
大丈夫なんて事ないんだよ。
いい事なんてない危険物質なんだから。
お酒は20歳を過ぎてから!
もうこの標語みたいなのやめません?
いくつになってから飲んだって、危険な物は危険です。