先日ちょっと数年ぶりに大きい夫婦喧嘩をしまして...。

感情的にバーッと言葉を口に出してしまう時もあるが、それさえも出来ないほどにモヤモヤした気持ちになり、その気持ちを切り換える為に夜遅かったが外に出た。

 

 

 

 

コロナで時短営業になってからファミレスも閉店が早い。

昔は24時間営業の飲食店がもっとあって時間が潰せたのに。

実家と言える場所は私にはないも同然だし。

友達に連絡するには遅い時間だしな。

そう思うと主婦って行き場所がない。

暗い公園で1人でいるのは怖いしね。

 

 

 

 

散歩がてら街頭の多い夜道を選んで歩いていると、営業しているのは飲み屋ばかり。

そうか。

昔、父のDVから私は体をはって母を外に逃がした。

最初は2~3時間で帰ってきた母がそのうち帰ってこなくなった。

飲み屋で泥酔して寝ていたから。

でも、そうか。きっと行く所なんてなかったんだろうな。

開いてる飲み屋に入って、飲みながら話を聞いて貰って、どんどん深酒してしまって...。

結果、父以外の人に安らぎを求めることになった。

母がした事を肯定は出来ないけど、優しい言葉やコミュニケーションがとれないDV夫である父には、母も絶望したのだろう。

気持ちは理解は出来る。

 

 

 

 

進撃の巨人という漫画に出てくるケニー・アッカーマンが言ったセリフは人間の本質をついていると思う。

『酒だったり、女だったり、神様だったり。一族、王様、夢、子供、力...。みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな...。みんな何かの奴隷だった...。』

 

うん...。深い(笑)

 

 

 

 

飲み屋に入ってお酒で誤魔化す事はしない。

私は母と同じにはならない。

結局どこにも寄らず、自動販売機で飲み物を買って帰る私。

私の居場所は旦那と子供達と住む自分の家。

つくづくそう思った出来事です。

 

 

 

夫婦は「気くばり」で9割うまくいく