お酒を飲んで記憶がなくなるという事は怖い事だ。
きちんと会話していたように見えたけど、しっかり帰ったように見えたけど、
次の日聞いてみるとまるでその事を覚えていない人がいる。
痛い目にあっても、
人に迷惑をかけても、
あの時こうだった、大変だったんだよ!と、どんなに説明をしても、
酔っている間の記憶がない人間には心底響く事はないだろう。
本当に自分がした?
話しを盛ってない?
そこまではひどくなかったでしょ~。
こう言ってごまかす。
えっ!覚えてないって怖くないの?
物忘れがひどくなったら不安になり、認知症かも...と疑うでしょ?
なぜお酒のせいだったら、記憶がないのはいつもの事だからね~で済ませられるの?
いつか大変な事になるよ。
いつか大ケガをするよ。
そう何度も忠告をする。
でも実際大事になっても、やっぱり他人事で危機感なし。
大変だったのは周りだけ。
嫌な思いをしたのも本人じゃない。
お酒での失敗は大なり小なり誰にでも経験があると思う。
少しの失敗の時点でその出来事を真摯に受け止めてほしい。
いつか笑えない事態がやってくる事になるから。
そしてその時には、すでに手遅れだったりするから。
今日もスーパーで何の迷いもなくストロング缶を手にする人を見る。
怖い怖い世の中だ。
【ブラックアウト】...一時的な記憶喪失。日常的な出来事の記録を記憶として留める脳の海馬が、アルコールによって機能しなくなるために起きる現象の事。