エリカとクリスは屋敷と地下・・・
あの地獄から生還した後。
エリカは父を頼り、父の知り合いの病院へとクリスと共に向かい身を隠した。
エリカの父親もまた有名な資産家であり・・・
ある大手企業の社長である・・・。
そう・・・。
エリカ・・・
いや、フルネームを・・・。
エリカ・ラングレーと言う・・・。
容姿端麗で美女であったが・・・
彼女は本物のお嬢様であった。
でわ、なぜそんな彼女がこのような危険な道に進んだのか・・・。
父親が許したのか・・・。
それは・・・。
彼女の性格と正義感溢れる行動からだった・・・。
人の為に、平和の為にと・・・。
父親と何度もぶつかり・・・
説得をし、今現在に至る・・・。
彼女の素性を本当の姿を知る者は数少ない・・・あのクリスでさえ知らないのだから・・・。
父親である社長は心配で心配でならないが・・・。
一度決めたら、絶対に譲らない・・・
決して、曲げない性格を知っているため認めていた。
いつか、戻ってきて自分の後を継いでくれる日が来てくれる日までと・・・。
・・・・・・・・・・・・。
物語の始まりは・・・。
エリカとクリスの休養中の会話から動き出す。
クリス「エリカ、よくこんな場所知ってるな・・・。」
エリカ「えぇー、親の知り合いの場所よ。」
エリカ「だから、決して私達の居場所も何も外部には漏れないわ。」
クリス「それは分かるが・・・。」
クリス「普通の病室ではないぞ・・・。」
エリカ「・・・。」
エリカ『お父様・・・なんで・・・なんで・・・最高級の病室に何かしたのよ・・・。』
エリカは心の中でそう思いながらクリスにこう告げた。
エリカ「えっとね・・・突然だったから・・・その・・・病室が開いてなくて・・・。」
クリス「・・・そうか・・・。」
クリス「エリカを、たまに分からなくなる時がある・・・。」
クリス「たまに見せる仕草・・・行動・・・まるでどこかのお嬢様かのような・・・。」
エリカ「気のせいよ、気のせい・・・。」
クリス「何か隠してないか?。」
エリカ「ううん、何も!ほんとよ。」
クリス「そうか・・・ならいいが・・・。」
エリカはクリスにはまだ言えないでいた・・・。
自分の素性・・・正体を・・・
きっと、知ればクリスの事・・・
自分を親の場所に戻そうとするだろう・・・。
こんな危険な身に合わせてると知れば・・・。
絶対に・・・。
エリカは嘘をついている事に罪悪感を感じていたが・・・。
いつか、この戦いが終わった後に平和が訪れた時に・・・。
クリスに全てを伝え・・・。
そして・・・
クリスと共に父親の場所に行こうと決めていた。
今は、この事件の事とクリスの傍で行動できれば・・・。
好きな人と一緒にいれればと・・・。
だが・・・
それも・・・いつか限界が来て・・・
クリスに全てがばれる時が来るだろう・・・。
その時・・・。
エリカは全てを打ち明け・・・。
それでも・・・
戦う覚悟を示し・・・。
クリスの傍に居たいと告げるだろう・・・。
エリカとクリス・・・
この2人の物語もまだ始まったばかりだった。
2人が結ばれるまでの長い長い物語が・・・。
続く
シン