エリカとクリスは病室で、談話しながら怪我の回復につとめていた。
怪我の具合はだいぶ良くなりつつあり、もうすぐ退院できるほどまでには回復をしていた。
クリス「怪我が治り、退院したら、グラウィーン社に行くんだ。」
エリカ「そうね。」
クリス「奴らを野放しにしておくと、また悲惨な事件が起きてしまう。」
エリカとクリスの2人は退院後の動きを話し合っていた。
だが・・・。
彼が姿を消している間も、闇は・・・
敵はすでに新たな動きを見せていた・・・。
エリカとクリスが知らない事実・・・。
地下の屋敷からはしごで必死に脱出したあの場所・・・。
あそこは、ウェインも脱出に使った場所である・・・。
そして・・・
ウェインが落とし破壊した物・・・。
それが・・・
エリカとクリスが姿を消してから・・・
数週間と言う期間で、町に広がったのである。
ウェインが破壊した物・・・。
それは、ウイルスが入った物だった。
そのウイルスは小動物に感染をし・・・。
ネズミから、鳥に鳥からとどんどん拡大をしつつ・・・。
ついには人へと感染をしたのである・・・。
その第一感染者がホームレスだった。
全ては計画されていた事、仕組まれていた事・・・。
あの男がウェインに指示をし実行させた事・・・。
ウェインが求めているのを渡す約束で手を組み・・・。
ウェインが求めていた物、莫大な資金と力・・・。
あの男は、莫大な資金をウェインに渡した。
そして、ウェイン自身も知らないが実験台としてXウイルスをも手に入れやすいようにしていた。
あの男と、ウェインは利用しつつ、利用されている間柄だったのである。
全ては自分の計画の為だけに・・・。
・・・・・・・・・・。
話しはエリカとクリスへと戻る。
エリカとクリスが談話をしている時・・・。
病室の外から声が聞こえて来たのである。
患者「グラーンで何かあったみたいだぞ、あんたテレビみたかい?。」
患者「そうなのか?。」
患者「あぁ、何かとんでもない事が起きてるらしいぞ・・・。」
クリス「エリカ、テレビをつけてくれ・・・。」
エリカ「うん。」
エリカはテレビをつけ、ニュースで流れているグラーンで起きている事を見たのである・・・。
エリカ「詳しくは教えてくれないみたいね・・・。」
クリス「あぁ、ただ、ただ事ではない事が起きているのは間違いないな・・・。」
クリス「グラーンと連絡が一切とれなくなっているんだから・・・。」
エリカ「・・・まさか・・・。」
クリス「どうやら・・・俺達の休息も終りみたいだ。」
エリカ「そうだね・・・怪我もだいぶ良くなったし・・・。」
クリス「あぁ、ここを今すぐ出て、グラーンに向かう。」
エリカ「分かったわ、私が出れるように手配するね。」
クリス「頼んだ。」
・・・・・・・。
こうして、ニュースにより、グラーンで何かが起きていると知った2人は・・・。
再びグラーンに戻る決意をし・・・。
新たな戦いへと・・・闇の世界へと向かうのであった・・・。
エリカとクリスがまだ知らない、あの屋敷の出来事よりもはるかに規模の大きい事件へと・・・。
2人の新たな物語は静かにゆっくりと回り出したのである・・・。
どんな結末が待っているかも知らずに・・・。
シン
続く。