ストレスが軽減されると、なぜか X-ファイルズ を頭から見る、という習慣が定着しており、現在 シーズン4を視聴している。
その中で、"腫瘍" ってストーリーを見ていて、山田風太郎 原作「甲賀忍法帖」に登場する忍者、薬師寺典膳を思い出した。
山田風太郎は、忍術を特異体質に起因する、それは甲賀とか伊賀とかの狭い地域で近親相姦を繰り返した結果、血が濃くなる→体に変化があらわれる→訓練を積み、戦術に生かすというパターンを想定している。
薬師寺典膳 は、そんな特異体質でトカゲの尻尾のような再生能力を体全体に会得した
不死の忍者。
X-ファイルズの"腫瘍" ってストーリーが、それを想起させる。
「甲賀忍法帖」は、最初読んだ時は、かなりワクワクドキドキだったんだけど。
再読したら、そうでもなかった。その時々の気分が影響するんですね。
「甲賀忍法帖」は、アニメにもなっている。
それ自体を、どうこう言う気はないけど。
思うのは、アニメな人達ってアニメ内で完結しちゃって、原作は?とか、現実は? とかって世界を広げないのが残念。
何をそんなに守ろうとしているんだろう?