1978年4月29日に公開された、竹田かほり主演の第1作
(竹田かほり の映画出演は2作目(1作目は、ピラニア軍団 ダボシャツの天)
桃尻娘 は、シリーズ化され以下の3作が上映されている。
・桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール(1978年4月29日公開)
・桃尻娘 ラブアタック(1979年4月28日公開)
・桃尻娘 プロポーズ大作戦(1980年4月26日公開)
原作は、桃尻娘(1978年11月15日)刊 橋本治 著
配給は日活。
当時日活はロマンポルノ路線を突っ走っていたが、桃尻娘は2作目まではれっきとした18禁ロマンポルノ。
ロマンポルノというと一緒くたにしてしまうと思うけど。
ロマンポルノには、2種類あり。
3本立て:ポルノ場面を撮影するための映画
2本立て:原作があり、ポルノ的場面は自然に出てくる
(ディズニー映画のように無理やりカットしたりはしない)
なぜか詳しかったりして(笑)
桃尻娘 は、2本立ての方である。
監督:小原宏裕
助演には、亜湖、内田裕也、岸部シロー、片桐夕子、橋本治(原作者)、
音楽は、その後ビーイング(ZARD、B'zとか)を設立する長戸大幸
脚本には、その後の時代劇、TVドラマにはなくてはならない金子成人
と、それなりに力を入れている事が感じられる。
【ストーリー】
女子高生の榊原玲奈(竹田かほり)、田口裕子(亜湖)二人は、友人でありながらも大人への扉を先に開くか競っていた。
ある日、田口裕子が家出をし、榊原玲奈が彼女を探しに、信州、金沢、京都 と旅をし
その途中で関係する人々と織りなす物語。(信州、金沢、京都は全面ロケ)
信州の雪景色とか京都で錦雲峡に向けての、かわらけ投げ等がいい感じに入ります
榊原玲奈が実際にしゃべるセリフと本音がナレーションとして入る独特の演出。
まだ童顔が抜けていない、竹田かほり のサバサバした感じが心地良い。
なお、内田裕也の子分役と竹田かほり の男の純情と女の優しさが交錯するキスシーンが個人的には大好き。
そんなわけで、マイ映画館では時々上映される(もちろん 18禁)
桃尻娘 ピンクヒップガール
作曲:長戸大幸、作詞:奥山伏伸
※ 歌唱:ピンクヒップガール=竹田かほり、作詞:奥山伏伸=亜蘭知子
としている動画もあったが確認できないので画面のクレジットを採用
ちなみに、奥山伏伸 は不明(ネット上に発見できず)たぶん、仮名だよね。