.。.:*☆ リアルな夢体験 ☆*:.。. | ケイの流れを変えるブログ 〜心の在り方一つで全ては変えられる〜

ケイの流れを変えるブログ 〜心の在り方一つで全ては変えられる〜

数多くの体験から導き出された、ケイ独自の観点から発振するスピリチュアルなお話&不思議話、そして何気ない日常のお話です。

とある古いマンションの前、

友人の女性から中々彼氏が出来ないし、彼氏が出来ても結婚までいけないと落ち込んでいたので、励ましの意味も込めて一緒に食事でもしようかと誘ってみたところ、じゃあ私が何か作るから一緒に飲もうということになった。さきほど女性の住むマンションに来たのだが約束の時間よりもだいぶ早く着いてしまったので少しの間、マンションの前で時間合わせをしていた。

色々と考え事をしていると、そのうちにフッと女性から、よく幽霊が部屋に出るとの話を聞かされていたのを思い出していた。20代の女性と40代ぐらいの男性の幽霊とのことであった。部屋の中で佇んでいる姿や、壁の中へスッと吸い込まれていく姿などよく見掛けるそうである…

そうこうするうちに、待ち合わせ時間になったのでマンションに入りエレベーターで女性の住んでいる階へ上がる。しかしそれにしても本当に薄暗い建物だ、もうかなり古いマンションだと話では聞かされていたが、、、大理石の重厚な造りのマンションであったが逆にそのせいなのか、ふわっと流れてくる風も冷たく霊気すら感じる肌寒さだ…

エレベーターで友人の住んでいる階に到着すると、両肩の出た白い服を着た小柄な若い女性が立っていた。手にはピンク色のカーディガンを持っている。

あれ?もしかして、もう一人お友達でも誘ったのかな?と考えた私は、一声掛けようとこの若い女性に近づいた。すると女性は、ユラユラと身体を左右に揺らしているのが分かった。暇を持て余した子供の様な動きだ、なにか変な雰囲気を持った女性だなと思いながらも、まさに声を掛けようとした瞬間、、、

んっ⁈  

えっ!

なんと女性はスッ~と宙に浮き始めたのだ!私の目の高さでは、女性の身体がユラユラユラユラ揺れている…


あっ!!

私は瞬間的に全てを理解した。宙に浮いているこの女性こそが友人が前々から話していた若い女性の幽霊であったのだ、流石の私もこの狭い空間の中、目の前にいる幽霊に肝を潰したが、視えていると悟られてはヤバイと感じ、震えながらもなんとかポーカーフェースを装いエレベーターのボタンをまた押した。私はとりあえずマンションから逃げ出す事を考えた。エレベーターの到着する時間の長いこと長いこと、私の後ろにいる幽霊も私が実は視えていることを感じ取った気がした。ユラユラと左右に動いていた動きがピタッと止まったのだ。瞬間、到着したエレベーターの扉が開いた。サッと中に滑り込み伏し目がちに、扉を閉めるボタンを押す。扉が閉まるほんの一瞬、チラッと見た私の目と幽霊の目が合ってしまった…一階に到着すると急いでマンションから離れようと出入り口に向かうが、慌てている為かどうしてもマンションの出入り口に向かうことが出来ない、おかしい?何故だ?顔面は蒼白、顔も引きつっていたに違いないが、それでもなおポーカーフェースを装い出口を探しウロウロしていると、薄暗い場所に躍り出た。その先にはマンションの裏口の扉であろうか古い観音開きの扉が見える。高鳴る心臓音を幽霊にバレないようにしながら扉を開こうと手をかけた時、幽霊が私の後ろにスッと立った。それでも、一気に扉のノブを回し外にやっと飛び出すと、幽霊はマンションから外には出れないようで、それ以上は追いかけては来なかった。今日は友人との待ち合わせはもういい、一刻も早くこのマンションから離れようと私は歩き出した。

しばらく歩いてから、何気に先程いた階を見上げて見ると、昔ながらのぼかしの入ったガラス越しに幽霊もまた私を、じっーと覗いている姿が反射しており私は心底ゾッとした…


私は、歩きながら変性意識に入り先程の若い女性の幽霊を視てみた。何十年も前に友人の部屋に住んでいた若い女性は、結婚を約束していた男性に突然別れ話をされると発作的にマンションから飛び降りて亡くなってしまった。そして亡くなってからも、長い時間マンション内を浮遊しながら波長の合う人を探しては、自分の悲しみを知ってほしいと取り憑いていたのだ、私の友人の女性も取り憑かれてしまった一人であったのだ…

私はこの幽霊マンションを離れながら、これから友人の女性を救っていかなくてはと考えていた…




こんな夢でした~☆*:.。.


見ている時はリアルこの上ない、ほんとドキドキハラハラする夢でしたが、怖い体験が意外と好きな私ですので正直楽しかったです~(^_-)-☆


如何ですか~、皆さんもヤバイくらい怖い夢って見たことありますか~🎶