イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

仙台市営地下鉄東西線の終点、荒井駅には、「せんだい3,11メモリアル交流館」が併設され、1階は交流スペース、2階は展示室、3階は避難所のスペースの再現のほか、屋上庭園があり、若林区が見晴らせました。
2階の展示室には、震災の被害状況や、震災後の復興の足取りが記録され、企画展として、仙台市若林消防署活動記録や、消防署職員の手記、救命ボートなどが展示されていました。
「結~消防・命のプロが見た東日本大震災 3,11現場の事実×心の真実」と題された特別展示は、壁面に消防隊員の手記が掲示され、目の前に起きていることがあまりにも想像を絶しているために、時に打ちひしがれながら、時に奮い立ちながら、心の葛藤や体力の限界とも戦いつつ、全身全霊を傾けて救護や捜索に当たっていた様子が書かれているだけであっても、これ以上に胸の奥底まで直接響いてきて、揺さぶられる文章をこれまでに読んだ経験はなく、胸の奥が熱くなり、涙があふれそうになって、声を上げて泣くわけにも行かず、一枚読んではそこらへんをうろつき回り、一枚読んではまたうろつき回るという不審者のような振る舞いになってしまい、係の人には怪しまれてしまったようでした。
過酷な職務、などとわかったような一言では書き表せない日々の任務であり、経験していない者が発するすべての言葉が軽々しくうそっぽく聞こえてきそうであり、もし消防職員の前に立ったなら、言葉のかけようもなく、ただ立ち尽くすのみだと思われますが、自然の脅威の前に無力なのが人間ならば、それに立ち向かえるのも人間だけであり、自らも命がけで、他の多くの命と向き合い、そこにはさまざまな思いが交錯しつつも、活動を支えたのは、一切を超越した人間の崇高な魂だと感じます。
失った悲しみを癒すのは時間の流れしかないようにも思えますが、悠久の時の流れの中で、このような災害に出合ってしまった時に、助け合いがあったことも救いであり、身を投げ出して救助に当たった人々がいたことにも胸が熱くなり、記憶がこれから先の未来へとつながり、知恵として結晶して語り継がれるように祈ります。