


甲子園口駅に降り立って、びっくりするのはバス通りの狭さであって、駅前の停留所から左折し、商店街の間を走り抜けて行くしかないことで、自転車やバイクのほか、人通りの多い街中を運行する都会のバスは大変だろうなあ、という気がしてきます。
真夏の日差しの中を、揺れながらやってきたバスは、まばらに座っている客を乗せて、商店街を通り抜け、大通りに出て、高級住宅街を過ぎると、阪神甲子園駅の屋根が前方に見えてきました。
真夏でなければぎりぎり歩いてもいい距離かな、とも感じましたが、便利なバス路線があるのに、わざわざ220円のバス代を節約する必要もなく、また甲子園口にくる機会があれば、迷わず阪神バスに乗り込んで、甲子園球場を目指したいと思います。
JR甲子園口駅は、駅の東側の土地を入手した阪神電鉄が、住宅地などに開発した「甲子園」にちなんで名づけられたそうなので、その「甲子園」への入口であり、阪神甲子園駅から見れば周縁の地でもあり、阪神甲子園球場と結びつけて考えてやってくる地方の野球ファンにとってはいささか紛らわしい駅名ではあるものの、新大阪駅から5駅目とほど近く、新幹線を利用して大阪にきたのであれば、そのまま東海道本線の大阪近郊の愛称・JR神戸線各駅停車に乗り換えてきた方が、大阪駅で人波にもまれて阪神電車に乗り換えるよりは楽なようにも思えてきました。