


それだけの顧客の支持が集まったのには、日本航空と全日空の2社によるほぼ独占的な国内路線網によって、航空運賃の高止まりがあり、徹底したコストカットにより価格破壊を実現し、それまで飛行機に縁遠かった層を開拓したのも一因でしょうが、それを支えるのは、顧客の予約した便が安全・確実に目的地まで時刻表通りに飛ぶ、という当たり前の日常の積み重ねであって、安く、予定通りに移動が可能であれば、もう一度予約してどこかへ行こう、ということになる好循環が生まれてくるのも自然の流れに思えます。
もともと荷物を最低限しか携行しないので、今回出発前に計量してみたら4,6kg、帰りはパンフレットなど印刷物をたくさん持ち帰るのと、現地で着た古いワイシャツや下着、靴下などをホテルに捨ててくる分とを相殺しても、往路と同じくらいかとも思え、荷物で超過料金を支払うことはまずあり得ません。
桃園空港で、17時半頃、誰も並んでいないピーチの関西行きのカウンターに入って行こうとした際、横に並んでいたカートに荷物を満載にした中国人観光客のうちの何人かが、指を差して何か大声で言ってきているので、まさかこの人たちの長蛇の列に割り込んでしまったのではないか、と一瞬うろたえ、通路の先を確認したところ、ピーチの関西行きで、誰も並んでいないのは疑いようがなく、何のことかよくわからないまま、中国人観光客の方を見ていたら、中国語で叫びながら指を差す方に紙切れが一枚落ちていて、どうやらピーチの予約番号を入れたファイルをかばんから取り出す時に落としたらしく、拾いに戻って、大量の荷物を抱えた人たちに「謝々」と連呼して、カウンターに向かいました。
この大量の荷物を持った中国人観光客がどこからきているのか気になって、行列の先頭まで行ってみると「春秋航空」の「石家荘」行きでしたが、春秋航空といえば、日本にも成田や関西、佐賀などを拠点に飛んでいる中国資本のLCCで、航空運賃は格安でも、これだけの荷物を運搬するとなると、追加料金はかなりの額に上ると思われ、チェックインにはものすごい時間と労力がかかるとはいえ、航空会社にとって確実な収益源であり、運送会社と呼べるほどでもあって、帰国してから、思わず春秋航空の予約を1月と2月に入れてしまいました。