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職場の慰労会が行われ、職員や派遣などほぼ全員近い30数名が集いました。
派遣として勤め始めて、丸一年以上が過ぎ、最初のうちは当然ながら見定められていたわけで、張り切るような年齢でもないし、自慢できるような経歴でもないし、能力が人並にあるわけでもないので、無理になじもうとせず、くだらない自分語りをせず、時間が経過すれば着地点が見つかるだろうと考え、仕事は必死に覚えながらも、立場をわきまえて、言葉を少なく、控え目にこなしていたつもりですが、ようやく自分のいる場所をどうにかこうにか確保しつつある感じがし始めて、他の人たちの仕事の中身であるとか、立場や職種、名前などもわかるようになって、いろいろな面で落ち着いてきました。
ほとんどが地元の出身で、隣近所に住んでいる人たちも多いので、もともと顔を知っていた人もいて、合わせる顔がない人ではなかったのが幸いでしたが、田舎の場合、身元が知られていて、常に見られている状態なので、うかつなことをしでかしてしまうと、あとあと響いてくるのがつらいところでもあります。
話をしているばかりで、それほど飲み食いできなかったのが心残りではあるのですが、初めて仕事以外の話をする人もいて、兼業農家のひとからはらっきょうやメロンの話も聞けたし、この道一筋の人からは裏話も聞けたし、肩書きのある人たちの仕事では見せない一面が見られたし、意義のある時間が過ごせ、やはり、人と話をしながら酒を呑むというのは最高のひとときであることを実感しました。
もちろん、人生のうれしい時に呑む酒というのもさまざまで、業界人が嫉妬と羨望を向ける歴史的名著を上梓して紀伊国屋書店のランキング入りした喜びをかみしめて呑む酒や、ひいきのプロ野球チームが優勝して同好の士たちと酌み交わす酒や、廃品回収業者がまだ涼しいうちに廃エアコンや廃バッテリーをかっさらって朝一番にスクラップ問屋で換金して酔う寝酒や、営業マンが売り上げ目標を達成して上司と固く握手をして祝杯を挙げるなど、人それぞれではありますが、特別な才覚に恵まれず、何事も成し遂げられない身の上としては、何かの縁で同じ職場で顔を合わせ、時間と空間を共有、蓄積することで人となりを何となく理解し、時には仕事以外でも付き合うこともあり、買物などをしている時に出くわすこともあり、縁を押しつけることなく、無理強いすることもなく、さりげなく過ごせる心地よさに、くびにならないよう気をつけながら、当分の間わらじを脱いでいたいと願っています。