


第1試合、地力に優る東海大市原望洋の相手の石岡一は、1回戦で群馬4位の前橋にリードされながらも、逆転満塁ホームランが飛び出し、7-4で勝ち上がってきた勢いのあるチームで、初回、ヒットで出たランナーを二、三塁に置き、セカンドゴロを二塁手が一塁へ悪送球してしまい、2点を先制、試合を優位に進めました。
公立校ながら、粘り強く戦う石岡一に対し、東海大市原望洋は、流れを変えようと5回からプロ注目の島孝明投手を投入、150kmの直球を投げ込み、三振を10個奪う力投を見せ、7回裏の満塁のピンチを何とかしのぐと、8回表に内野安打で出た一塁走者を、センター前へのヒットを中堅手がうしろへそらす間にまず1点、さらにタイムリーが出て同点に追いつくと、9回表、二塁打の走者が内野ゴロの間に三塁へ進み、浅いレフトフライを、深めに守っていた左翼手が追いつきながらも落球し、決勝点が入り、その裏をきっちり抑え、3-2と辛くも準々決勝進出となりました。
やはり、150kmのストレートは圧巻で、極端な表現を用いれば、キャッチャーミットに収まったあとに空振りしているように見え、やや高めに上ずって球でもつい手を出してしまったり、スライダーなどの変化球がくるとまったくタイミングが合わなかったり、相手が甲子園出場のない公立校とはいえ、手も足も出ない投球には、荒削りながらも、将来、プロ野球のマウンドに立つ選手であろうという予感を抱かせる迫力を感じました。
第2試合の常総学院-千葉黎明は、常総学院がすべての面で精彩を欠き、4-14の8回コールドで敗れ、翌日の横浜-常総学院という全国制覇経験校同士の好カードを期待した多くのファンを落胆させてしまいました。