


平成7年(1995)4月、485系で運行されていた特急「雷鳥」の一部列車に新型車両の681系を投入、「スーパー雷鳥」として運行したのち、平成9年(1997)3月のダイヤ改正で「サンダーバード」と改称、681系と683系で運転される列車はすべて「サンダーバード」として北陸本線を大阪から、金沢・富山まで走り、金沢まで走っていた「雷鳥」は、平成23年(2011)3月11日、東京五輪以来47年の運行の歴史に幕が下ろされ、廃止されました。
「サンダーバード」は、西日本旅客鉄道によると、「アメリカ先住民のスー族に伝わる神話に登場する雷光と雨を起こす巨大なワシに似た空想上の鳥」だそうで、雷鳥の英語名は「ターミガン」だそうです。
平成27年3月の北陸新幹線の金沢までの開通により、金沢富山間は、新幹線「つるぎ」となり、大阪から和倉温泉に乗り入れは1往復が残され、金沢和倉温泉間は、「能登かがり火」が5往復運行されているものの、利便性は低下しました。
現在、北陸新幹線は、平成34年度(2022)の敦賀延伸に向けて工事中ですが、新幹線敦賀駅が高さ24mにもなり、在来線との連絡通路が200mほどになるほか、ラムサール条約に登録された中池見湿地の地下水への影響も懸念され、平成32年(2020)に福井まで先行開業させる案も推進中で、一面二線の新幹線福井駅に留め置きのスペースがなく、そうなると引込み線の問題も発生してくるわけで、なおかつ敦賀より先のルートも未定では、前途多難としか思えない状況で、何よりも問題になるのは、金沢まできているサンダーバードがこのままであるはずがなく、福井や敦賀で乗り換えとなったら、北陸在住者にとっても、関西・中京圏の人にとっても不便この上なく、まだまだ先のこととはいえ、サンダーバードの快適さが失われるのは、北陸の大損害になってしまいそうに思えます。