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山口駅を背に、県庁に向かって借りた自転車をこいで行くと、左手に県立山口博物館があり、建物からは離れたところに蒸気機関車が腕木式信号機とともに保存されていました。
近づいてみると、外観は分厚い塗装により、わりときれいに見え、説明板によると、昭和2年に川崎造船所で誕生し、東海道本線や山陽本線で活躍後、昭和26年10月に山口線の津和野機関区に配属になり、昭和41年10月まで働いて、昭和43年9月1日から県立博物館の敷地に展示されていたようです。
さらに詳しく概要が書かれた説明板によると、昭和2年に9900形式161号機関車として造られ、昭和3年10月に車両称号改正によりD50形式162号機機関車と改称、昭和26年9月に国鉄浜松工場でD61形式1号機関車に改造され、長さ20.03m、幅2.78m、高さ3.95m、機関車重量積車81.56t、空車73.71t、炭水車重量積車49.45t、空車21.05t、牽引重量800t、最大馬力1510、動輪直径1.4m、走行キロ2646300km、うち山口県内827115km、昭和41年12月1日に廃車になるまで、かなり丈夫で長持ちした蒸気機関車のようでした。
D60は全国に4両しか残っていないらしく、貴重な機関車ではありますが、屋根もなく、雨ざらしのため、機関車の運転室や下部にさびが目立ち、少々痛ましいところもありました。
傷みがひどくなれば、解体されてしまう運命かもしれず、せっかく展示するのであれば、せめて雨だけでもしのげれば、保存状態もずいぶん違ってくるのでしょうが、そこまで予算が回らないのは残念でもあります。