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周囲にいくらでも生えていて、じゃまになるので何度か伐採したにもかかわらず、再び繁茂してくる落葉低木、昨年あたりから名前を調べていたのですが、検索をした葉の形から「ヤマグワ」だとネットで見て思い込んでいました。
近所の人と話をしても、名前を知らない人が多く、たくさん生えている木くらいの認識で、関心が薄いのだろうと考えていましたが、植物図鑑をながめていると、「ヤマグワ」の次のページに「ヒメコウゾ」があり、葉の形は似ていて、赤い実の形が違うことに気づきました。
時折、カラスが枝の隙間に入ってついばんでいたため、ちょうど実のなる時期でもあったのですが、手折って、図鑑と照らし合わせてみると、まさしく「ヒメコウゾ」で、大袈裟な表現を用いれば、「ユリイカ」と叫んで飛び出したくもなりました。
写真よりも、植物画の方がわかりやすいということも、新たな発見でした。
実をひとつ口に入れてみると、最初、ミカンのような食感で、甘く、これは意外と食べられるかな、と思った次の瞬間から、苦味や渋味、えぐ味がしだいに広がってきて、すぐに吐き出しましたが、縄文の人たちなら貴重な果物として食べたかもしれず、伐っても、刈っても、また伸びてくる生命力の強い植物、そして、その成長に適した自然環境に囲まれているというのは、まさに天の恵みなのかもしれません。