イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

小松空港から飛行機に乗って羽田空港に着き、泉岳寺に行きたかったので、いつも利用しているモノレールではなく、京浜急行の駅に向かって行きました。
羽田空港から品川までは410円、一駅となりの泉岳寺までは450円、品川からわずか40円のために歩くわけにも行かず、多少の割高感と少しばかりの運のわるさを感じながら小銭入れをのぞくと、100円玉が4枚と5円玉が10数枚、そのほかに1円玉が見えました。
5円玉を両替してもらおうと、ひとつしかない有人の窓口に行き、「切符を買うので」と言いながら、5円玉をつり銭を置くプラスチックの皿の上に並べ始めたとたん、「両替は一切お断りしています」とにべもなくきっぱりとそっぽ向いたまま一言だけ発した女性の窓口係は、行列の次の順番の人の対応を始め、まったく取りつく島もなく、むっとしながらも、すごすごと情けなく5円玉を小銭入れにしまい込み、券売機では千円札で切符を買いました。
度胸のあって男気のある人なら、「その口の聞き方はなんだ、土下座してあやまれ」と怒鳴りつけたり、「お前なんかじゃ話にならん、責任者出てこい」などと大声を上げたりするのでしょうが、ボケの始まった小心者には何も言えず、この人は職務に忠実で、マニュアル通りの対応をし、いまどき、IC乗車券も持たずに京浜急行に乗ろうとするたわけた田舎者に東京の厳しさを教え込み、しばらくしたら昼食時間なのに見た目のダサいキモいオヤジが5円玉など持ってきて、貧乏くさいにもほどがあると怒り心頭に発しているかも知れず、とにもかくにも一瞥もくれずに、たった一言でクレーマーを追い払ったのは、上司からも称賛され、撃退法は京浜急行社長賞ものであろうと思われます。
泉岳寺から、途中、大石良雄らが切腹した場所の跡地にある石碑を見て、歩いて白金高輪台駅に行き、表参道に移動するために、5円玉を両替してくれるよう申し出ると、快く10円玉にしてくれ、西川口駅でも同様の応対で、地下鉄やJRは貧乏くさいオヤジの言うことにも耳を傾けてくれるということに大いに安堵し、親切にしてくれた駅員が、清算時に面倒くさい5円玉を両替してやり、上司から叱られていなければいいと思いつつ、気持ちのいい応対に感謝しています。