敦賀気比は、1回戦で強打の龍谷大平安を翻弄した左腕に対し、初回2点本塁打で先制、2回にも失策などに乗じ4点を追加して試合の主導権を握り、もし9番打者にヒットが出ていれば、2試合連続の先発全員安打となった10安打10得点の猛攻と、先発投手が投球数100、被安打7、奪三振7、与四死球0と1回戦同様の好投を見せ、春日部共栄に10-1と圧勝、3回戦に駒を進め、岩手県代表の盛岡大付と第10日第4試合で対戦することになりました。
2年ぶり8回目の出場の盛岡大付は、注目を集める今大会一の好投手を擁し、これまで選手権に出場した7回は、すべて初戦敗退にもかかわらず、前評判の高いチームで、岩手大会6試合、171打数55安打.374、本塁打4、三塁打7、二塁打13、犠打19、盗塁35を攻撃も力強く、守備は失策0と鉄壁を誇り、エースで四番の大黒柱を盛り立てています。
1回戦では、右ひじに違和感がありながらも、優勝候補筆頭の東海大相模を被安打8、奪三振7、与四死球2、123球のほとんどを多彩な変化球でかわし、中盤に集中打で逆転し、4-3と退け、選手権で岩手県勢の神奈川県勢に対する不敗神話(昭3福岡中3-0神奈川商工、昭30岩手3-0法政二、昭48盛岡三1-0藤沢商、平21花巻東4-1横浜隼人)を守り、対神奈川5連勝となりました。(春は平成15年盛岡大付0-10横浜の1敗)
岩手県勢は、福井県勢には分がわるく、春夏通算5戦全敗、夏は4敗(昭57盛岡工2-4福井、平元盛岡三0-10福井商、平9専大北上0-11敦賀気比、平15盛岡大付6-8福井商延長10回)していて、春の1回は咋平成25年、甲子園春夏通算9連敗中、3回目のセンバツで念願の甲子園初勝利を挙げて意気上がる盛岡大付と、沖縄尚学、京都翔英を連破した敦賀気比が3回戦で対戦、今年のエースで四番は、四番ライトで出場、5回途中から救援し、無失点に抑えたものの、0-3で敗退、勝った敦賀気比は準々決勝で福島代表の聖光学院も下して、準決勝に進出しました。
センバツで対戦した主力が残る両チームですが、この10年で7勝10敗も2度ベスト4に進出した岩手県勢と、平成10年以降3回戦止まりの福井県勢、勢いでは岩手、戦績では福井、超高校級のナンバーワン投手と、2試合連続二桁得点の猛烈打線の対決は3回戦屈指の好カード、中2日で3試合目の敦賀気比に対し、中3日で2試合目の盛岡大付が日程的に有利ながら、投打の大黒柱が右ひじに爆弾を抱え、変化球主体の投球の中で、的を絞り、振り切れる打撃ができるようなら、マウンドを降りるケースもあるかもしれません。