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首里城の南、およそ2kmほど離れたところに琉球王家の別邸・識名園はありました。
約12726坪の敷地を順路に従って進むと、番屋を左に見て、通用門につづいて、国王一家や冊封使などがが出入りした正門があり、石畳の道をゆるやかに下り、池の水源のひとつ、琉球石灰岩が沖縄独特の「あいかた積み」で囲まれた育徳泉に出ました。
石垣にはさまれた細い道を抜けると、正面に御殿が見え、右手に池が広がり、池の中島をつなぐ石橋が2つと六角堂が目にとまりました。
約159坪の御殿の中は15の部屋があり、畳の部屋が多く、装飾のない室内は質素な感じもしましたが、台所は広く、坪庭もあり、ゆとりのある建物からの眺めが何よりも素晴らしく、冊封使をもてなした庭は中国風でもあり、マツやサクラやソテツなどの豊かな緑には南国らしさも感じられ、やはり琉球の風情があふれていました。
ガジュマルやフクギなどの植物が繁茂し、バナナ園もあり、勧耕台からは山側の市街が見渡せました。