


事務所に入るなり、満面の笑みで迎えてもらい、固く握手、ちょっと恐縮しましたが、相変わらずのバイタリティに感心しつつ、二人の女性事務員に挨拶をして、室内を見回すと、ホワイトボードには予定がほとんど埋まっていて、スチール書棚にはファイルが隙間なく並び、時折電話が鳴り、打ち合わせをするなど、盛業な様子がうかがえました。
近況や、当時周囲にいた人たちの話を一時間ほどして、流れた年月の長さを埋め合わせ、現在は中国だけではなく、中南米やアフリカなどにまで輸出している仕事の説明も聞かせてもらいました。
三組坂の中途にある料理店で昼食をごちそうになり、さらに喫茶店に河岸を変えて、今年25周年を迎える本業の話、生まれ育った栃木での話、商売を継続・発展させるための話など、興味深く、ためになる貴重な話をうかがうことができ、ほんとうにありがたい時間になりました。
「やったろか、あかんやろか、どないしたろか」と常にハムレットの心境で惑いつづけている私にとって、勇気づけられ、励まされ、かすかながら生きる指針も見えてきたようで、大きくあたたかい思いやりに包まれ、また頑張ろうと思えてくるうれしい再会でした。