2月8日金曜の夜、飲み会に誘われ、ある旅館経営者も参加していて、しばらく話し込んだのですが、それまで知らなかったことも多く聞けて、ありきたりな言い方をすれば、とても勉強になりました。
35歳と若く、名前を聞けばこのあたりでは知らない人はいないと思われるのですが、気さくで、しゃべくりが達者で、引き込まれてしまいました。
数少ない温泉旅館の宿泊経験を話し、東京で勤めていた時は、慰安旅行で熱海や鬼怒川に行き、最近は東京の友人たちと月岡や草津に行きましたが、不満な点としては、朝早くに起こされ、大広間で他の客たちと飯を食わされたり、ゆっくりする間もなく、追い立てられるようにチェックアウトさせられたりすることで、いいところとしては和室でゆっくりできること、などと伝えました。
「なんで持ち込みで酒を飲んではいけないのですか」とばかげた質問をぶつけてみたら、「レストランとか居酒屋で酒を持ってきていいところなんてありますか」と答えたので、さらに突っ込んでいくつか訊いてみたところ、「仲居さんたちも客が飲んだ分に対して歩合がつくんで、それがないと楽しみがないんですよ」と声を低めて言い、「それは知りませんでした。4人で行った時は3千円くらい心づけを上げてはいましたが、いままで持ち込みで飲んでばかりで、ずいぶんわるいことをしてしまいました」と白状すると、「女の子のいる場所を紹介しろとか酔っ払いの要望に応えても、全部仲居さんにバックが行くんで、言ってみれば旅館の軒下借りて個人事業しているようなものなんですよ」と教えてくれました。
「いまはネットでとやかく書き込まれたり、評判が出たりするのは大変ではありませんか」と訊くと、「うちは企業というより家業なんで、全部の客が、全員満足できるようにはできないんですよ。場合によっては、おれがいいといえばそれでいいし、だめといえばだめ。マニュアルですべて対応できないので、すべてその人、その場ですよ。正解はないようなもんです」と言って、「いまはほぼ毎日出勤していますよ。暇な時も、忙しい時も。ゴールデンウィークや夏休み期間は一日も休みませんよ。ゴルフや旅行もいまは行かないです。このあとも戻りますよ」とつづけたので、「仕事一筋なんですね」とヨイショのつもりで合いの手を入れると、「そんなことはないですよ、あなたも仕事一筋なんですか」と返され、「全然そうじゃないですよ、私は」と即座に答えて、思わず噴き出してしまいました。
35歳と若く、名前を聞けばこのあたりでは知らない人はいないと思われるのですが、気さくで、しゃべくりが達者で、引き込まれてしまいました。
数少ない温泉旅館の宿泊経験を話し、東京で勤めていた時は、慰安旅行で熱海や鬼怒川に行き、最近は東京の友人たちと月岡や草津に行きましたが、不満な点としては、朝早くに起こされ、大広間で他の客たちと飯を食わされたり、ゆっくりする間もなく、追い立てられるようにチェックアウトさせられたりすることで、いいところとしては和室でゆっくりできること、などと伝えました。
「なんで持ち込みで酒を飲んではいけないのですか」とばかげた質問をぶつけてみたら、「レストランとか居酒屋で酒を持ってきていいところなんてありますか」と答えたので、さらに突っ込んでいくつか訊いてみたところ、「仲居さんたちも客が飲んだ分に対して歩合がつくんで、それがないと楽しみがないんですよ」と声を低めて言い、「それは知りませんでした。4人で行った時は3千円くらい心づけを上げてはいましたが、いままで持ち込みで飲んでばかりで、ずいぶんわるいことをしてしまいました」と白状すると、「女の子のいる場所を紹介しろとか酔っ払いの要望に応えても、全部仲居さんにバックが行くんで、言ってみれば旅館の軒下借りて個人事業しているようなものなんですよ」と教えてくれました。
「いまはネットでとやかく書き込まれたり、評判が出たりするのは大変ではありませんか」と訊くと、「うちは企業というより家業なんで、全部の客が、全員満足できるようにはできないんですよ。場合によっては、おれがいいといえばそれでいいし、だめといえばだめ。マニュアルですべて対応できないので、すべてその人、その場ですよ。正解はないようなもんです」と言って、「いまはほぼ毎日出勤していますよ。暇な時も、忙しい時も。ゴールデンウィークや夏休み期間は一日も休みませんよ。ゴルフや旅行もいまは行かないです。このあとも戻りますよ」とつづけたので、「仕事一筋なんですね」とヨイショのつもりで合いの手を入れると、「そんなことはないですよ、あなたも仕事一筋なんですか」と返され、「全然そうじゃないですよ、私は」と即座に答えて、思わず噴き出してしまいました。