


M.G.Mホテルはアゴダで予約しましたが、税込み49米ドル、ヤンゴンのホテルは値上がり傾向とはネット上の情報ばかりでなく、地方新聞の国際面にまで記事になっているほどで、トレーダーズホテルやセドナホテルなど一流ホテルは2万円以上して、中級レベルでも1万円前後するほどで、値ごろなホテルはホームページで見ても、明らかに設備面で劣っているような印象を受けました。
チェックインして、ものすごくゆっくり上るエレベーターで9階まで行き、降りた時から古臭い感じがして、当然、客室にも期待が持てないことを察知しました。
ドアを開けると、年季の入ったタンスが目に留まり、21型の東芝ブラウン管テレビ、さびの目立つ日立1ドア冷蔵庫、木製のいすと机、ベッドなど、すべてがくたびれて、よく言えば骨董品の域に達しそうな調度品で、レトロな雰囲気が漂っていました。
もっと時代を感じさせたのがバスルームで、便器と洗面は機能を果たすだけで充分で、あまり湯を張ってつかりたいとも思えないバスタブがコンクリートで固められ、手前の方に温水の出るシャワーがあり、日本の一般家庭の雑巾の方が美しいと思えるタオルが一枚かけられていました。
10年くらい前、タイやマレーシアなど、往復の航空券だけを握りしめて、安いホテルを飛び込みで泊まり歩いていましたが、このクラスなら1500円前後からどんなに高くても2000円まででいくらでもあり、一言で片づけるなら「割高」、ヤンゴンでは普通でも、この客室で50米ドル取れる国は、少なくとも東南アジアにはそうそうないだろうと思いました。