8日に開幕する第94回全国高校野球選手権大会は、選抜大会優勝の大阪桐蔭と、昨夏今春準優勝の光星学院が実力的に双璧、この東西の横綱にどう戦いを挑むかが最大の焦点だ。
昨夏優勝の日大三、県内大会76連勝中の聖光学院、好投手を擁する愛工大名電、8年連続出場の智弁和歌山、勝負にこだわる悪役明徳義塾、九州負けなしの神村学園あたりの優勝争いと見る。
組み合わせに左右される運不運もあるが、一試合ごとに力をつけ、旋風を巻き起こす高校も出てくるのが面白いところでもあり、有力校同士が早めにつぶし合うことになれば、思いがけないチームの上位進出、意外な決勝戦になる可能性もなきにしもあらずだろう。
炎天下での連日の戦い、豪腕ひとりで勝ち抜くのは至難の業、水準以上の投手が最低2人はほしいところで、崩れて得点を奪われた時に逆転できる打撃力も当然必要となってくる。
地区大会の成績が、そのまま甲子園で通用するということはないが、今大会も近畿・関東・東北のレベルが高く、九州・四国がからむ展開になりそうだ。

  ◎常総学院(茨城)
  ○大阪桐蔭(大阪)
  ▲浦和学院(埼玉)
  ▲神村学園(鹿児島)
  △龍谷大平安(京都)
  △明徳義塾(高知)
  △作新学院(栃木)
  △福井工大福井(福井)

一回戦屈指の好カードは、日大三-聖光学院、というのは表向きで、飯塚-広島工が最も興味深く、話題になりそうではある。