「年収5000万もありながら、故郷にいる実母の援助を公にせず、生活保護を受給させていた」ということで批判されている才能のあるお笑いタレントは、どのような事情があったにせよ、一言ですますなら「恥知らずな人」ということで、法律で裁かれるような問題ではないのは明白だ。
芸能で身を立てようと志す者は、程度の差こそあれ、貧しさや劣等感をバネにして、「育ててくれた母親に楽をさせてやりたい」とか「故郷にでかい家を建てて錦を飾りたい」とか、いまに見ていろと奮起して、人一倍努力をし、苦しさにも耐えて、見事な大輪の花を咲かせるものではないのか。
平成もすでに24年、昭和どころか、戦後でも集団就職列車に乗り込むような悲壮感はもはやなく、そんな重苦しい大仰な決意など誰もしていないのかもしれないが、芸人であるならば、「役所なんかの世話になんかなるかい!」というくらいの気概があって、「カネはないけど全部ワシが面倒見たる!」というくらいの度量をもっていてもらいたいものだ。
別の角度から見れば、母親や親族を役員にして節税会社を作った方が、生活保護で受け取る金額よりはるかに大きかったのではないか、という気もするし、税金もたくさん払っていたのだから悪意もなかったのだろうと思うのだが、「身内に肩身の狭い思いをさせたくない」とか「育ててくれたことに恩返ししたい」とか、思いやりや感謝の気持ちが少しでもあったら、恥ずかしい状況に放置せず、もっと日の当たるあたたかい場所で幸せに過ごしてもらうようにしていたはずだ。
税金も大して払っていないし、世間体のおそろしく悪い仕事で日陰者の私ではあるが、からだが動くうちは役所の世話になるつもりはまったくないし、行政に対してエラそうな口を利く資格は全然ないとも思うが、生活保護に関しては、不正との線引きを明らかにして、真に必要としている人たちにはきちんと支給する、その方針を貫いてもらいたいと思う。
芸能で身を立てようと志す者は、程度の差こそあれ、貧しさや劣等感をバネにして、「育ててくれた母親に楽をさせてやりたい」とか「故郷にでかい家を建てて錦を飾りたい」とか、いまに見ていろと奮起して、人一倍努力をし、苦しさにも耐えて、見事な大輪の花を咲かせるものではないのか。
平成もすでに24年、昭和どころか、戦後でも集団就職列車に乗り込むような悲壮感はもはやなく、そんな重苦しい大仰な決意など誰もしていないのかもしれないが、芸人であるならば、「役所なんかの世話になんかなるかい!」というくらいの気概があって、「カネはないけど全部ワシが面倒見たる!」というくらいの度量をもっていてもらいたいものだ。
別の角度から見れば、母親や親族を役員にして節税会社を作った方が、生活保護で受け取る金額よりはるかに大きかったのではないか、という気もするし、税金もたくさん払っていたのだから悪意もなかったのだろうと思うのだが、「身内に肩身の狭い思いをさせたくない」とか「育ててくれたことに恩返ししたい」とか、思いやりや感謝の気持ちが少しでもあったら、恥ずかしい状況に放置せず、もっと日の当たるあたたかい場所で幸せに過ごしてもらうようにしていたはずだ。
税金も大して払っていないし、世間体のおそろしく悪い仕事で日陰者の私ではあるが、からだが動くうちは役所の世話になるつもりはまったくないし、行政に対してエラそうな口を利く資格は全然ないとも思うが、生活保護に関しては、不正との線引きを明らかにして、真に必要としている人たちにはきちんと支給する、その方針を貫いてもらいたいと思う。