スキー・ジャンプ競技の韓国チームが、五輪に初めて出場したのが1998年のナガノだったことを、事実を脚色して作られたこの映画で知り、意外な印象を受けた。
2002年の冬季五輪を韓国に誘致するため、ジャンプ台の建設が始められ、国家代表チームの結成が急遽行われた。
それぞれがままならない人生を過ごし、様々な事情や思惑を抱えて、胸にとげ刺す過去を持ちながらも、寄せ集めチームに参加してくる。
感情や欲望をあらわにして、バカにし合い、罵り合い、殴り合いながら、本音で現実と向き合い、努力の上に、僥倖にも恵まれて、ナガノには自費で参加し、その後も現在まで同じ4人が代表で活躍しているらしい。
ジャンプを通して何を得ましたか、という質問に「仲間です」と答えそうにはない素晴らしい面々に、「感動をバカヤロー」と最大の賛辞を贈りたい。