バレンタインズ・ディにまったく縁のない者がこういうのもナンなんだが、愛とは「会いたい」と思うこと。
だからこそ、たった1日だけのために14時間飛行機に乗るのもいとわないし、野外映画が上映中にもかかわらず相手の名を呼び探し回ることもできる。
虚栄や打算などはもってのほか、恥や外聞を気にしているうちは、ホンモノの愛ではない。
ありのままの相手を見つめ、いても立ってもいられずにバカ正直に突っ走る者だけが愛の存在を知る。
バカ正直だが突っ走らなかった私のような者は、バレンタインズ・ディはもちろん、愛からも遠ざかり、悔しまぎれに「恋愛映画」なぞを見るばかりだ。