マイケル・ジャクソンの日本公演に行ったことがある。
東京ドームになる前の後楽園球場、アリーナ席だったが、マイケル・ジャクソンはバービー人形くらいの大きさにしか見えなかった。
曲の途中にステージの端から端まで瞬間移動する、という仕掛けがあり、翌日のスポーツ新聞で図解入りで解説されていたが、そんな理屈より、観衆をあっと言わそうというプロ魂を感じたものだ。
20世紀最大のエンターテイナーの放つ熱気と興奮のるつぼの中にいた、それだけで得がたい経験だった。
マイケル・ジャクソンの歌と踊りは超一流の中の超一流であったが、私のような凡人にもわかりやすいものすごさ、最高峰だったと、いまとなって思い返す。