日曜の8時、青春ドラマを見てから寝る、というのが子供の頃の習慣だった。
さわやかなスポーツと微妙な恋愛とちょっとズレた感じのユーモアが、なんともいえず心を躍らせた。
剣道着姿の森田健作は、明るくて闊達で、こんな「青春時代」を送りたいと願わずにはいられなかった。
免状があろうとなかろうと、颯爽とした立ち居振る舞いにはあこがれたものだった。
「青春の巨匠」としての品格は、一生懸命に物事に取り組む汗臭さだったのかもしれない。