足を洗ったつもりが、何かの拍子にむかし身を置いた世界に舞い戻り、大暴れ、というストーリーは定番だ。
ヤバい話に巻き込まれ、追われながらも難題を解決する、というのが通り相場となっている。
通常、巨悪がのさばり、金の力でやりたい放題しているのを暴露し、壊滅させる。
それではあまりにも単純なので、正義っぽかったり、被害者ぶっていたりするヤツが実は黒幕、「絵を描いていたのはこいつだ」というひとひねりしたオチを持ってくる。
チャンバラトリオだったか、味方に後ろから袈裟懸けにされ、「だましがったなぁ」と粘りながらぶっ倒れ、しばらく死んだふりをしていて、再び立ち上がり後ろから斬りつけ、斬られた方も「だましがったなぁ」とのたうち回りながら倒れ、それを延々繰り返すという芸があったが、味方と思わせて実は敵というのはけっこう痛快だったりもする。