午前3時に悪魔はやってくる。
・・・のかどうか、法廷で明らかにしようったって、これはむずかしい。
被告人は、「悪魔祓い」に失敗し、医学的治療を施させなかったとして「傷害致死」に問われた神父。
検察は、医学的見地から、薬を服用させつづけていれば命は救えたはずだと主張する。
いったいどんな判決が?
出世のためにこの事件を引き受けた弁護人だったが、自らも悪魔の仕業に脅かされることに。
エミリー・ローズ。19歳。女子大生。あまり美人ではない。傷だらけの無残な最期。
悪魔に取り憑かれることなど、ほんとうにあるのだろうか?
そもそも悪魔って何なんだ?
結局は、信じるか、信じないか、という主観の問題なのか。

   あれも無罪 これも無罪
   たぶん無罪 きっと無罪
   だってわびしいものよ 拘置所なんて
   むきだし便器と 流し
   かたいベッドと
   湿気たこの部屋に
   弁護士呼んでください
   できれば若くて美人の
   先生よこしてください
   わたしは神の獄中歌
   (ばちあたりな替え歌、許してください)

陪審員たちから評決が出た。
「有罪」。
しかし・・・。
やるじゃないか、「大岡裁き」。
超自然現象とするならば、全面的に認めるわけにもいかないが、真っ向から否定するというわけにもいきませんもんねえ。