出航会議 議事録
2006/2/19 17:00~ KICK-OFF MTG@高田馬場
プロジェクト目的
・多くの人に作品への共感を寄せて欲しい。
そのためにも、先延ばしにしてきた映画を完成させる。
プロジェクト参加者
・監督 小松浩二
・制作 藤田誠広
編集は2人の相談により役割を分担する。
完成納期
・2006年9月末日(編集完了、メディア化)
納期を過ぎた場合、協力するかしないかは状況と藤田の意志次第とする。
プロジェクトの進め方
・毎週、または2週間に一度、会議、ならびに編集
・進捗を当ブログでお互いに確認
主題
・「生きる」とは?
→すべてをこの主題に沿って構造化
主題から外れるものは丁寧にカット
コンセプト
・ある一線を越えてしまった人、越えなかった人
セルビアまで来てコソボまで行っちゃう人/コソボまで行かない人
実の家族を自分の映画に出演させちゃう人/そんなことは出来ない人
会社辞めて沖縄で暮らしちゃう人/沖縄は旅行で済ませる人
海外旅行は個人旅行で変わった国に行く人/グアムやハワイで満足できる人
パレスチナに留まる人/帰ってきた人
→3/24の飛行機に乗れずに戦争を外国で向かえてしまった人
/3/24の飛行機に乗れてそのまま会社で働いた人
・「生きる」ことを感じた時間/帰国後の会社員生活
→会社に入る直前の時間を総括する意味でも
会社を辞める9月までに必ず完成
・ボクとあの人にとっての3/24
3年ぶりのインタビュー。あの旅を境に何か変わったことは?
動機
・高校時代に文部大臣賞→ビデオカメラマンとしての自覚→出あった物を記録したい
・海外への興味← ・・・ ←海外へ飛び立った従兄弟
・サークルの呑み会の虚しさ
・生きるということがぼんやりとしていく感覚と危機感
・添乗員のバイト時代に首都高から見た、煌々と輝くビルの明かり→
・国際関係学部→宗教・紛争への関心→嘆きの壁
・死というものが近い国
構成上守るべき鉄則・ルール
・かならず時系列にする
・インタビューに他の映像は挟み込まない←嘘っぽくならないように
全体の時間
・「1時間」を上限とする。
素材自体は多いが、素人2人で1時間半退屈させずに見させるのはつらい。
全体の構成
・幹部暗殺の日の衝撃的な一日で20分。
編集も技巧的にせずにほぼ垂れ流す。
・その前後を時系列で圧縮
・PV、モンタージュの技法を一部採用(鬱陶しい場合は当然不採用)
手法
・毎日の初めに残り日数を表示
宇宙戦艦ヤマト(人類滅亡まであと○○日)
ラブ&ポップ(目標¥120,000 現在¥○○ 残り ¥××)
スーパー・サイズ・ミー(挑戦○日目)
→あまり感情の起伏のなかった日を一気にズババババと送ってしまう。
ただし、可能な限り、「伏線」を仕掛けられるような映像をチョイス
・インタビューから数カットはさんだ前後に、
インタビューに関連、または裏返しの日本の映像を挿入
→主題の構造化
・既存のドキュメンタリーへの挑戦
内容そのものはすでに充分衝撃的なので
見せ方によって業界の耳目を集められるようなフォルムを考案すべき
ただし、鬱陶しい手法は不可
可視化すべきもの
・そもそも、「生きる」とは何か、に対する答えは提出できるのか?
できるとすればそれは?
映像の中で説明する必要はないし、視聴者もそれを言語化する必要はない。
しかし、作り手側の中で明瞭に言語化、あるいは言語化出来てなくても
その皮膚感覚を明瞭に映像化できるイメージがないといけない。
問題提起をしたかっただけ、作品をお客さんに完成させて欲しい、
というのはワガママな巨匠のみ許される贅沢。
・「傷つけたくない人」「傷つけてもいい人」は誰か?(小松)
対立軸があれば構造化しやすく、興味を持ってもらいやすい。
・パレスチナでは日々何をしたか(小松)
・「生きる」という主題をあぶりだせるモチーフ
=「軸」にすべきモチーフは何か?(藤田)
その他、合意事項
・藤田は助言はするが制作費・出品費は一切負担しない。
・完成の後、
賞金が50万円に満たない場合は藤田への報酬はなし、
賞金が50万円以上となった場合は小松から藤田に賞金の1割を贈与
・小松がインタビューされる際は藤田の名前を最低一度出す