K2前店長が語る 亮さんうどん研究所

第2話 ごぼ天うどん、僕は断然「3本派」です

今回は、資さんうどんの王道ともいえる「ごぼ天うどん」の話です。

初めてなら、やっぱり王道からいかんとあかんでしょう。

ということで、まず僕が頼んだのはごぼ天5本のうどんでした。

器の中には、ドーンとごぼ天が5本。

まず驚いたのが、うどんです。

麺は太くて、やわらかい。

「コシがあるうどん」と言われると、ちょっと違う。

でも僕は、このやわらかいうどんが大好きでした。

そして、それ以上に「これはうまいなぁ」と思ったのが――

汁です。

甘いんですよ。

ただ、嫌な甘さじゃない。

なんというか、ほっこりする甘さなんです。

僕は、この甘い出汁が大好きでした。

そこに、ごぼ天。

普段、ごぼうをわざわざたくさん食べることって、そんなにないんですけど、このごぼ天はちゃんと歯ごたえがあって、

「ああ、ごぼう食ってるな」

という感じがする。

ごぼうの歯ごたえを楽しんで、うどんをすすって、最後はあの甘い出汁で締める。

これが実にまろやかで、うまい。



ただし。

ここからが「亮さんうどん研究所」です。

僕の感覚ですけどね。

ごぼ天5本、ちょっと多いんですよ(笑)。

もちろん、ごぼ天をガッツリ食べたい人には5本でいいと思います。

でも僕は、そのあと3本の方も試してみたんです。

すると、僕にはこっちの方がハマりました。

なぜか。

5本の方は、ごぼ天が最初からうどんの中に入っています。

一方、僕が食べた3本の方は、肉うどんとごぼ天が別々。

ごぼ天3本が別皿で出てくる。



これが、僕には非常に良かった。

というのも――

肉うどんが、とにかくうまいんですよ。

だから最初から、ごぼ天を全部うどんの中に入れたくない。

まずは何も入れずに、太くてやわらかいうどんを楽しむ。

そして肉を食べる。

あの、ほっこりする甘い出汁を味わう。

まずは肉うどんそのものを楽しみたいんです。

そして途中から、

「そろそろいこか」

と、ごぼ天を一本。

ここで味が変わる。

また一本入れて、さらに楽しむ。

別皿だから、自分のタイミングで味変ができる。

これがいいんです。

さらに、3本で食べていると、最後にちょっと出汁が余る感じがあります。

でも、それも僕にとっては楽しみのひとつ。

そこに無料の天かすや昆布などを入れて、最後の味変。

すると、残った甘い出汁まで、ちょうどええ感じで楽しめる。

最初は肉うどん。

途中からごぼ天。

最後は無料トッピング。

一杯のうどんで、味を変えながら最後まで楽しめるんです。

だから、亮さんうどん研究所としての今回の結論。

初めてなら、王道のごぼ天5本を一度は食べてみてほしい。

でも、そのうえで僕がおすすめするのは――

断然、ごぼ天3本です。

ごぼ天の本数が少ないからおすすめしているんじゃありません。

「うどん→肉→甘い出汁→ごぼ天で味変→最後は天かすや昆布」

この順番で、一杯を自分好みに組み立てられる。

これが僕の好きな食べ方です。

5本を食べたからこそ分かった、3本の良さ。

皆さんも一度、

「ごぼ天3本、別皿からの味変」

試してみてください。

以上、K2前店長が語る「亮さんうどん研究所」。

第2話は――

僕は断然、3本派です。