思い出の曲おしえて

 

 思い出の曲、ですかぁ。難しいなあ。まあ、何個かあるけど、つらつらと書いていきましね。 


取り敢えず、自発的に初めて買ったレコードかな?それですねー、Kiss “Alive II”なんですよ。それからといもの、暫くKissのアルバムを少し集めてましたね。これで洋楽に開眼したと言う意味で、思い出のレコードです。これが中2か中3くらいかな?

Kiss “Alive II”


んで、音楽雑誌、見てたら、パンクロックが、日本に入ってきてた訳ですよ。見たこともない服装で髪の毛がいろんな色で立ってるんですよ。カッコいい!と思って買ったレコードが、Sex Pitolsのシングル”God Save The. Queen”でしたね。このシングルは擦り過ぎたかも。そうしている内にどんどんパンクにハマっていきます。んで、次に買ったアルバムがThe Stranglersの”Black and White”でしたねー。キーボードプレーヤーのいるパンク(正確には彼等はパンクではない?)なんて!これも死ぬ程、ヘビロテしてましたね。ベースとキーボードが前面に出ていると言う音も良かったです。The Stranglersのレコードも集めました。と同時に日本ではテクノポップな流行り始めました。その中ではテクノ御三家ことP-Model, ヒカシュー, The Plasticsは私の視野を広げてからました。特にP-Modelとヒカシューでした。P-Modelのファーストアルバムが出て直ぐに買いました(勿論初盤限定のピンク盤)。テクノポップの要素にパンクをぶっ込んだ、その音楽にやられましたね。P-Modelは問題作”Perspective”までは買ってました。 

Sex Pistols “God Save The Queen”

The Strangers “Black and White”


P-Model “In A Model Rolm”


高校2年の夏休みに東京の予備校へ夏期講習に行ったのですが、その時、相部屋になった一つの上の人と知り合いになり、色んな地下音楽を教えてもらったんですが、その中でもThrobbing Gristle (通称T.G.)の”D.O.A.”は何だこれは???と頭の上にはてなマークが3つ位立つくらい衝撃的でした。これが音楽なのか?と思う反面、音楽では何をしても良いんだとも理解しました。また、ちょうどその頃、阿木譲氏がラジオ番組をやっていて、そこで掛かった”No New York”、その中でもJames Chance & The Contortionsの疾走感とMarsの混沌とした不協和音に度肝を巻かれましたね。

Throbbing Gristle “D.o.A.”


V.A. “No New York”


そうして大学の関係で、東京に出て行った訳ですが、相変わらず貧乏だったので、そうそうレコードは買えず、そんな中で購入したMerzbowのファースト・アルバム”Material Action 2: N.A.M.”はそれまでノイズミュージックはシンセなどの電子音を使うものだと言う固定概念を吹っ飛ばしてくれました。一方、Nordのファースト・アルバム”Nord”もヘッドフォンで聴くと、恐ろしさを感じ、これは一体何なのか?と最初は理解不可能でしたね。同時期にMerzbowの秋田昌美氏が、「世界の音楽」で紹介していたM.B. (Maurizio Bianchi)の”Das Testament”はシンセとリズムボックスにディレイを掛けただけなのに、どうしたらこんな時間感覚を歪める音になるんだと驚愕すると同時に、自分でも試行錯誤して宅録してましたね。

Merzbow “Material Acton 2: N. A.M.”


Nord “Nord”

M.B. “Das Testament”


まあこの時期は色んな音楽に影響を受けてた時期なので、この時期の音楽はどれも刺激的でしたが、あと二つだけ挙げるとすると、Einstrutzende Neubautenの”Kollaps”とZ’evのビデオ作品(多分、Target Videoですね)ですね。共にメタル・ジャンクを使うのですが、前者があくまでもメタル・ジャンクをパーカッション代わりに使うのに対して、後者はパフォーマンスの為の道具として用いる点で異なってましたが、これらを聴いてから、自分もメタルジャンクを集め始めました。あとそれと同時に、よくコンピに入っていたドイツのP16.D4の曲は徹底した完全主義的玄人受けするコラージュで、単なるファンと言うよりもアイドル扱いになっていましたね。

Einstrutzende Neubauten “Kollaps”


Z’ev (performance)


P16.D4 “Tionchor”


それで、番外編になりますが、私がバンドで演りたかったことをやていたのが、米国西海岸のFlipperのシングル”Love Canal”ですね。ここから西海岸のSubterranean Recordのシングル盤を集め始めました。その中でもFlipperは別格でした。

Flipper “Love Canal c/w Ha Ha Ha”


ここら辺はもう何度も書いているので、知ってる人は知っていると思いますが、一応、曲単位でなく、アルバム或いはシングル単位で書かせてもらいましたので、悪しからず。

 

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