前回、書いたように、先日(8/10)、T.美川さんとYvko Underさんの新ユニットUnder-Tのレコ発ライブにお呼ばれして行って来ました。対バンはわたくしことK2と34423(みよし ふみ)さん。
梅雨も明けて、めちゃくちゃ暑い日が続いていました。また、丁度お盆休みの初日だと言うことで、新幹線がめちゃくちゃ混んでて、ちょっと、東京に行くだけで、疲れきりましたね。いつもは涼しい診断室にいるし、朝早くから夜までほぼほぼ診断室から出ないので、この暑さで、Bar Issheeに着いた頃には汗だくになってました。やや遅れて着いたら、既に美川さんがセッティング中。久しぶりの再会でした(Oxen RecordsのMattが来日した時以来かな?)。そんなこんなで自分も早々にセッティング開始。今回はうちの一軍のエースであるモデュラー1号(仮名)と小さなセミモデュラー3台に空間系エフェクト4つでした。精鋭部隊です。最近は歪み系のエフェクターは使わないですね。リハと言っても、いつも音がどれもちゃんと出るかどうかのチェックだけなので、簡単に済ませました。そうこうしている場合に、Yvko Underさんや34423さんが到着、リハをしていきます。でも、時間が大幅に余っていたので、開場までの時間、ちょっと持て余し気味でした。
いよいよ、開場しました。お客さん、来るかなぁって少々不安でしたが、蓋を開けてみれば、結構、ほぼほぼ満席になってました。ホッ!また、30年来の友人であるKくん、Nさん、Sさんも久々に会いました。Kくん、相変わらずだなぁ。(しかしなんちゅうTシャツ着とるんや!って感じ。)また、SNSやメールでしか知らなかった方々やここ数年でSNSで知り合った方々とも会うことが出来て、嬉しかったり、「こりゃ頑張らねば!」と決意も新たにしたり。
トップバッターは34423さん。モデュラー、ラップトップ、サンプラー(?)のデジ・アナ混合編成で、恐らくはクラブ系音楽を通過した、昨今のトラックメイカーに共通する、低音を効かしたアブストラクトなビートものでした。初見だったし、その機材編成から、興味深く観てました。でもホント、音楽も容姿もキュートな方でしたね。でも今の若いアーティストはもうモデュラーとかラップトップとか関係ないんですね。自分がやりやすい機材であれば、オッケー👌ってスタンスなんでしようか。そこら辺は前回のCorrosionでもそう思いました。
そして、次はわたくしことK2。機材を乗せたテーブルの転換が終わったのですが、少々時間を持て余してしまいましたが、ちょい早目に演奏スタートです。前回、調子の悪かった0-courstの新品を新たに買って、丁度、出かける前に届いていたので、そいつを投入。正解でした。まあ、いつも様に取り留めの無い展開で、「物語性」の無い電子ノイズを爆音で放出しました。途中、エースのモデュラー1号の音が出なくなり、内心焦りましたが、よく見ると、単にミニケーブルが抜けかけていただけだったので、何とかリカバリーできました。良かった、良かった。今回は、高音も効いた爆音だったので、レゾナンスを上げたときにイってしまいそうになり、すこぶる気分が良かったですね。ちょい短めでしたが、前回のBar Issheeでのライブのリベンジが出来た感がありました。終わったら、お客さんから大拍手で、概ね好評だったので、大変、嬉しゅうございました。喉がカラカラだったので、モスコミュールを一杯。美味い‼️
そして、今日の主役Under-T‼️ Yvkoさんが通奏低音で、美川さんが上物という感じで始まり、段々、それが崩れていくんですが、崩れ切る前にまた、戻り、それを繰り返しながら、段々、盛り上がっていくノイズで、ライブ経験の少ないYvkoさんを美川さんがアシストしているようで、微笑ましくもありました。30分の演奏がアっと言う間でした。終わったら、お客さん達、皆んなUnder-Tの2人を囲んで、写メ撮ったりして、ワラワラしてました。
全部、終了して、しばし、歓談したり、機材片付けたりしてました。30年来の友人達とも飲みたかったのですが、ここは、出演者や関係者の打ち上げを優先して、Bar Issheeで打ち上げに参加です。美川さんの手作りのおツマミで、乾杯🍻 おツマミ、激ウマでした。美川さん、なんでもできるなぁと感心。あと、ダウト・ミュージックのN田さん達とも話していて思ったのですが、東京の人って、意外と地方の音楽シーンのことを知らないんだなぁっと。(名古屋のシーンの現在すら知らない。)或いは、自分が属するシーン以外のアーティストや活動を思いの外知らないんだなぁって感じました。今や、ノイズ・ミュージックは世界の裏まで浸透して、各地からミュータントのようなアーティストやグループが出てきているのに、意外と守備範囲が狭いように感じているのはわたしだけでしょうか?これはまた、今度、改めて考察したいと思います。
それから最後に一言。チビ・デブ・ハゲのおっさん(わたくし)が最高にイカしたノイズ・ミュージックを放射するなんて、すっごくカッコいいことじゃないかな?