今日、明日と名古屋で班会議と称する地獄の検鏡に出席します。200例の腺様嚢胞癌をひたすら顕微鏡で判定して行くという耐久レース(別に早さは関係ない)です。これで少しでも唾液腺腫瘍の研究が進めばいいのではないかと思います。こんなオール・ジャパンに近い研究は今までやってこなかったので、画期的な企画なんですが、2日で200例を判定するというのは、幾ら慣れてるとは言え、大変だ!
それに昨晩は眠れず、モデュラー弄っていたので、居眠りしてしまいそうです(顕微鏡見ながらも寝ることはできます)。でも日本から多施設間共同研究が発信できれば、こんな名誉なことはないです。かく言う私も、唾液腺導管癌を集めてます。目標200例‼️全部に免疫染色してます。これもちょっと遅れたけど、何とか形になればいいと思ってます。数じゃ欧米に勝てないけど、オール・ジャパンだったら何とかできるのではないでしょうか?皆んな個人や大学単位でちまちまと研究してないで、共同研究で大規模スタディをしなきゃダメだと思うこの頃です。
新幹線の中でプレゼンのパワポ、作らなきゃ。付随研究で、やりたいことがあるんですよ。20例か30例集められれば、いい論文になるかな?その為には、まず科研費の申請を出さなきゃね。もうそろそろそんな時期になってきました。また、それに合わせて、USCAP(米国カナダ病理学会)の抄録もsubmitしなきゃね。去年は通ったのに、虫垂炎で入院してたので、行けなかったんで、今年は健康に注意して、絶対行きたいな。だから、抄録2つ採択されなきゃだよ。色々、事務仕事もあって大変だけど、何とか今年は頑張り時にしたいですね。もう一度、病理学会のB演説やりたいしね。(欲張りかな?)それは、基質産生癌って言う稀な乳癌のバイオ・マーカーの開発なんですが、まだ内容は秘密です。ここに注目した研究はないので、この一年で、何とか仕上げたいなと画策してます。
まあそんなこんなで、先ずはドトールでアイスコーヒーを飲んで気合い入れてます!これからが本番だ!