鳥取にて～稻羽之素菟

昨日の朝は６時前に会社を出発。
杉集成フリー板を積み込んだ２ｔトラックを運転して、
北陸道～舞鶴若狭道を走り、福知山からはＲ９を走って鳥取県へ。

鳥取市に入り、そのまま米子市に１２時過ぎに到着。
まずは今回初めて当社製造の杉集成フリー板のご注文を頂いた建材店様に納品。
お休みの日ながら対応して頂いた社長様としばしお話しさせて頂きました。

その後は再び鳥取市へ。
途中、道の駅で遅い昼食を摂り、
鳥取市内の工務店様にごあいさつ。
当社製造の杉集成フリー板をお買い上げ頂いているお客様ですが、
お施主様の評価が高く、これからもどんどんお使い頂けるとのこと。
現在も注文頂き製造中ですが、さらに追加ご注文を頂きました。

その後は八頭町のお客様に訪問。
住まいづくりから家具作りまで取り組まれている方ですが、
鳥取県で一番最初のお客様で、且つ鳥取市内の工務店様もご紹介くれた方です。
昨日は時間がなかったので、今度泊りがけでゆっくり再訪させて頂くことを約束させて頂きました。

夕方５時過ぎに八頭町を出発。
午後１０時３０分ごろ帰社しました。

鳥取県ではこれまで昨日訪れた３社のお客様から杉集成フリー板をご注文頂いておりますが、
今回島根県出雲市の工務店様からも新規のご注文を頂きました。
遠路配送（運送会社）の問題はありますが、
今後は山陰地方にも納品が増えていければありがたいです。
頑張っていきましょう。

話は変わりますが、
何ら観光する時間はなく、

米子市では建材店様すぐ近くの中海を眺めただけ。
昨日はすごい霞んでいて大山は全く見えませんでした。

鳥取市へ戻る途中、
道の駅大山恵みの里にて遅い昼食を摂り、
そして古代史好きの私には素通り出来なかった白兎海岸。

道の駅に車を止め、５分ほどでしたが、海岸を眺めておりました。
因幡の白兎伝説の地。
「先代旧事本紀」に説話があり「古事記」には白兎が登場する神話ですが、
「日本書紀」には記載がないそうです。
また「稻羽之素菟」と書いてあって、「稲羽」とは書いてありますが「因幡」とは書いてないですし、
「素兎」とは書いてありますが「白兎」とは書いていない、
説話に登場するもう一方の主役の「和邇（わに）」は本当は何？等々、
当然神話ですから、いろいろあるのですが、
そんな「何故？」が記紀神話の面白いところです。

前回山陰地方に来た時もそう感じましたが、
同じ日本海側の小さな県ですが、
似ているようでやはり違うなあと感じる街並みと風景。
ゆっくりと訪れたい場所です。

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